魔人執行官 インスタント・ウィッチ

発売日 : 2016/12/10
『魔人』と呼ばれる青年と、彼に救われた少女による『天使討伐』物語。
赤い翼が羽ばたく時。今夜も、人の命が失われる──。
天使の姿をした『天敵』が『救済』を届けるために舞い降りる。『大量殺人による人口過剰の解消』という『救済』を。
そんな無差別で傲慢な『天使』に死の執行を以て反逆する異端者がいた。『人』は彼らを『魔人』と呼ぶ。
ある日。『魔人』の青年が『天使』に襲われた『人』の少女を救い、『賢者』に引き合わせる。
少女は『賢者』に与えられた目映い偶像の衣によって『魔女』の力を手にする。
『賢者』は『魔人』と『魔女』を助け、『魔人』は『魔女』を守護し、『魔女』は『魔人』に手を差し伸べる。
これは『魔人』と『魔女』と『賢者』と『天使』、そして『人』の物語。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 715円(本体650円+税)
  • ISBN: 9784048925433

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

シリーズ作品

電撃文庫の新刊

  • 安達としまむら 13
    NEW
    安達としまむら 13
    高校生活、最初で最後の文化祭がはじまる。
    入間人間 (著者) / raemz (イラスト) / のん (キャラクターデザイン)
    発売日: 2025/11/08
    電撃文庫
  • あなた様の魔術【トリック】はすでに解けております 裁定魔術師レポフスキー卿とその侍女の事件簿 2
    NEW
    あなた様の魔術【トリック】はすでに解けております 裁定魔術師レポフスキー卿とその侍女の事件簿 2
    メイドの観察眼、魔都においても曇りなし――極上の魔術ミステリ第2弾!
    白金 透 (著者) / 天野英 (イラスト)
    発売日: 2025/11/08
    電撃文庫
  • 陰キャの俺が席替えでS級美少女に囲まれたら秘密の関係が始まった。 3
    NEW
    陰キャの俺が席替えでS級美少女に囲まれたら秘密の関係が始まった。 3
    今度は後輩美少女に秘密を握られまして……。
    星野星野 (著者) / 黒兎 ゆう (イラスト)
    発売日: 2025/11/08
    電撃文庫
  • エルフの渡辺 3
    NEW
    エルフの渡辺 3
    日常とファンタジー、二つの世界が歩み寄る。
    和ヶ原聡司 (著者) / はねこと (イラスト)
    発売日: 2025/11/08
    電撃文庫
  • 狼と羊皮紙 新説狼と香辛料 13 羊たちの宴
    NEW
    狼と羊皮紙 新説狼と香辛料 13 羊たちの宴
    聖職者コルと賢狼の娘ミューリの世界を変える冒険譚、堂々完結!
    支倉凍砂 (著者) / 文倉十 (イラスト)
    発売日: 2025/11/08
    電撃文庫

みんなのレビュー

  • スズ
    2021/01/04
    常人であるコモン、超常の力を振るい魔人と恐れられるフォーシアン、並外れた頭脳を持つワイジアン、人類を間引く事が使命だと盲目的に信じる狂人類NEO、4つの人類に分かれた近未来が舞台の超常バトル物語。NEOを狩る賞金稼ぎの青年暁琉とただの女子高生の花月が出会い、NEOの赤い翼に命を奪われていく人々を助ける為に戦う展開と、NEOに対抗する力に目覚めた花月の成長と暁琉への恋心の行方が楽しみ。NEOに覚醒した人間達が殺人衝動に飲まれていく展開が可哀想ですが、NEOを感染させていく「先生」と暁琉がどう対峙するのだろう
  • HANA
    2017/01/10
    新シリーズ。内容としては人が増えすぎると間引く天使とその天使に反逆する魔人の話。設定と説明が相変わらず細かい感じではあるけれど、面白かった。この内容からどう今後展開していくのかが楽しみ。
  • sibasiba
    2017/01/04
    作者お得意の未来サイキック物に秘密裏に人類の敵対者を狩る昨今少なくなった伝奇退治物のミックス。あの妙なあらすじはどうかと思ったけどメチャクチャ面白いよ! 3シリーズ目で独特の癖は残っているものの文章と設定説明が手慣れた感もあり読みやすい。戦闘シーンもビジュアル的で想像しやすいな。この辺は劣等生を反省したのか? キャラも魅力的で覚醒前深雪を過激にした様な罵倒系妹キャラ優香里が良い。ヒロインが一目惚れで主人公との仲を周囲の人間が勧めたり邪魔したりの遣り取りが見所。ヒロイン父親の主人公に詰め寄るシーンは笑った。
  • nawade
    2016/12/11
    ★★★☆☆ 人口過剰の解消という救済のために大量殺人を繰り返す人類の天敵たる天使とそれに対抗する魔人。その魔人の青年に助けられた少女による天使討伐物語。よくある異能バトル系ラノベも作者にかかるとここまで理屈っぽくなってしまう。作者曰く理屈少なめに抑えたらしいのですが、確かに理論的なところは抑えめでしたが、この専門用語の多さは(笑)。少女を主人公に設定しているところも作者にとって挑戦的かも?ちなみにこの小説でも妹は登場しますがデレデレな深雪と違いデレのないツンでした。彼女はこのツンを最後まで貫けるのか?
  • METHIE
    2017/01/19
    平凡な女の子がアイドルの衣装を纏い戦う、というそれこそ冒頭の戦いはパロディーの様に思えたし、父親が警察関係者というのも古い印象を受けた。だけどこの古さと愚直なまでに設定を書き込む辺り自称遅れてきたジュブナイル作家というのはよくわかる。