剣と炎のディアスフェルド

発売日 : 2016/10/08
英雄への道を歩む二人の戦いを描く、本格ファンタジー戦記!
大陸の西端、ディアスフェルドと呼ばれる地方に、超大国アルキランが突如侵攻した。攻め込まれたイアンマッド王国は、和議と引き替えに兄王子ルスタットを人質として差し出した。
 残された弟王子レオームは、剣の達人だが腰抜けと評判の軟弱者。兄が戻るまで国を守ると誓うが、疲弊した王国は周辺国に狙われ、更には父王の暗殺、老臣の叛乱と、次々に危機が襲う。果たしてレオームは王国を守り切れるのか。
 一方生まれついての英雄ルスタットは敵地にあっても尚、その剣と勇気と不死身の体で着実に名声を高めていく。
 剣と炎が舞い散るファンタジー戦記、開幕!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 737円(本体670円+税)
  • ISBN: 9784048923941

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みんなのレビュー

  • まりも
    2016/10/09
    大陸の西端、ディアスフェルドと呼ばれる地方にあるイアンマッド王国の二人の王子を描いた英雄譚。これは水野良先生が帯を書くに相応しいド直球な王道ファンタジー物語ですね。剣と騎士道で着実に名声を高め英雄への道を歩む兄の物語と、危機を乗り越え着実に成長する軟弱者の弟の物語。二つの王道を楽しめるのがこの作品最大の魅力です。世界観も良く出来ており、メイン2人だけじゃなく脇を固めるキャラも非常に魅力的なので、一気に読み終えてしまいました。レオームとルスタットが再会する時、物語はどうなるのか。次巻も楽しみです。
  • よっち
    2016/11/05
    超大国アルキランに突如侵攻されたイアンマッド王国。和議と引き替えに人質として赴くことになった国王の長男王子ルスタットと、残されて次々と危機に見舞われる弟王子レオームの二人の王子の物語。神話的な超越した力と、人が技術を覚え始めた端境期の世界観で、周囲で引き起こされる危機的状況に否応もなく巻き込まれてゆく弟レオームと、アルキランの先進的技術に触れつつ伝説の存在となってゆく兄ルスタットの数奇な運命はとても興味深いですが、それぞれの道を歩み始めた二人がどのような形で再会することになるのか今後がとても楽しみですね。
  • S.T.
    2016/10/16
    ネタバレあり
    キターーーーー!!!最高だった!!戦記物1巻としては間違いなく今年一番の出来!大陸の一部でありながら、急峻な山脈に隔てられ、独自の歴史を紡いできたディアスフェルド地方。その一国で、盟主でもあるイアンマッド王国の二人の王子が、侵攻してきた超大国アルキラン共和国に立ち向かう壮大なファンタジー戦記。弟王子レオーム編は騎士たちの壮絶な覚悟が素晴らしく、戦記分を存分に味わえて、兄王子ルスタット編はまるで神話の英雄の冒険譚。世界観も緻密に練られていて、未来の名作感をひしひしと感じる。続刊求む!戦記好きには超おすすめ!
  • 瀧ながれ
    2016/11/25
    主人公兄弟の特殊能力が、「強さ」を表現するための比喩かと思ってたら、どうやら本当に特殊なもので、これはもしかして、最後はこの二人が戦いますか?と、不安な予想をして震えて読んだ。ページが進むほど、不安の裏付けがされていくようで、なんとも心細い。まだまだ序盤、離れた場所にいて、伝聞でしか相手の様子がわからない状態なので、どこまで相手を信じ続けられるのかが、この先のテーマではないかと思います。フィーリ嬢が怖い。この人このまま王妃になったりせんでしょうな?国内外に悪い印象を刻みますよ、きっと。
  • アウル
    2016/10/08
    ネタバレあり
    帯の水野さんの推薦文を見て購入したが、なかなか面白かった。まさに英雄の道を歩む兄と軟弱者と称される弟の二人の王子の話。兄を人質として差し出され自身が国を率いていかなければならないレオームは数々の危機に巻き込まれながらも王としての才覚を目覚めさしていく。一方兄のルスタットは客将と迎えられながらもその持ち前の才覚で敵地でありながらも英雄としての道を突き進む。二人の道が再び交わる時どうなるのか気になる続きなので次巻も期待していきたいな。