青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない

発売日 : 2016/10/08
「ありがとう」を胸に未来へ踏み出す。ちょっと不思議な青春物語・第7弾。
「わたしはね咲太君。大好きな人には幸せになってほしいんです」
 初恋の人、翔子から教わった優しさ。
「ふたりで幸せになるわよ」
 今を支えてくれる、恋人の麻衣から学んだ勇気。
 高校二年生の冬、今と過去を支えてくれた大切な人たちが幸せになれる未来を求め、咲太は歩み始める――。
 新たなる未来へ踏み出すシリーズ第7弾!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 715円(本体650円+税)
  • ISBN: 9784048922814

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みんなのレビュー

  • ダイスケ
    2023/10/15
    ネタバレあり
    『青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない』は、「思春期症候群」 の影響を受けた梓川咲太のSF青春小説です。自分の建前と本音との間に矛盾が生じたら、どちらかを選ばないといけない、どこまで先延ばししても「思春期症候群」 は決して解決してくれないと感じました。著者が無理矢理持っていきたい結論にストーリーを作った感じで、蛇足なシーンだという気持ちもあったのかなと思いましたが、咲太が『ありがとう』『がんばったね』『大好き』を好きな翔子と通じたことを嬉しく思いました。
  • まりも
    2016/10/08
    翔子さん編の後半戦。今と過去を支えてくれた人たちが幸せになる未来を掴む為、咲太が奔走する話。前回の衝撃的なラストから予想はしてたけど、序盤は咲太の辛さが痛いほど伝わって来て、すごく辛かったです。それだけに麻衣との未来を掴むだけじゃなく、翔子の未来も掴む為に、咲太が取った行動、そしてそんな彼に手助けをした理央や古賀、麻衣さんの後押しがあったことで迎えたラストは、本当に素晴らしく涙無しには読めませんでした。自分もこういう風に優しい人でありたいな。期待していた以上の感動を味わえました。今後も楽しみです。
  • よっち
    2016/10/08
    自分の想いを貫こうとした代わりに、かけがえのないものを失ってしまった咲太。茫然自失となりそれを認められずにいた彼が、大切な人たちから優しさや勇気を受け取り、大切なものを取り戻すために再び動き出す第七弾。失って改めて気づかされるその存在の大きさ。大切な人たちの思いに触れて自問自答する中で見えた自らの想い。多くの助けを借りて必死の奔走でようやく取り戻した幸せな日々なのに、でもこれでいいのかとなってしまうのが咲太なんでしょうね。困難な道程を選んだなと思いましたけど、ここから新展開がどうなるのか次巻が楽しみです。
  • わたー
    2016/10/08
    ★★★★★4ヶ月。長かった…しかし、待った甲斐はあった。前回の衝撃的な展開から続く物語。自らの死を覚悟し、それでも生にしがみつこうとして、苦渋の末の決断がもたらしたのは麻衣の死。咲太にとっては、自分が死ぬよりも辛い結末という序盤からキツい展開が続き涙が止まらなかった。そこからの再起も、1度失ったからこそ、本当に大切なことを自覚し、翔子を切り捨ててまで麻衣との未来を掴もうとする咲太の姿に深く感動した。これまでの思春期症候群を解決してきた経験を総動員して麻衣さんのために奔走する姿もいい。
  • シータ
    2019/05/17
    前回の衝撃的なラストからの続きで、麻衣さんの死を受け入れられない咲太の絶望感が本当に伝わってきてかなり辛かったですね。ドン底にいた咲太をまたも翔子さんが導いてくれて、再び咲太を立ち上がらせてくれた。どんだけ頼もしいんだよ翔子さんは。麻衣さんを一度失ったことで選択しなければいけない咲太がしっかり麻衣さんを選び。翔子さんが犠牲になるしかないのが辛いしこんなん泣くしかない。咲太にとっては今回終始キツい展開でした。未来スケジュールのくだりから涙腺ボロボロになってましたわ。