彼女と俺とみんなの放送

発売日 : 2016/04/09
第22回電撃小説小説大賞最終選考作、早くも登場!
第22回電撃小説大賞、最終選考作早くも登場!
"ニコ生"で繋がる青春を描いた異色作!

「あなたのような生放送がしたいんです!」
俺の目の前で土下座(!)しているのは、"窓辺の精霊"の異名をもつクラス1の美少女、御山千遥だ。どうしてこうなった。
「弟子にしてください! お願いします!」
確かに俺は昔、ちょっとだけ名の知れた"生主"だった。でも俺はリアルに生きることに決めたのさ。ネット上での繋がりの強さなんてたかが知れてる。困った時に手を差し伸べてくれたりしない。ネットの友達は『本当の友』じゃない。だから俺は――。
「お願いです《ニコ生七大天使》タクエル!」
これは彼女と俺と、みんなが繋がる『生放送』の日々を描いた物語だ。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 649円(本体590円+税)
  • ISBN: 9784048658782

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みんなのレビュー

  • 中性色
    2016/04/19
    ちょっと時報が通りますよ。題材と使い方はもとより、その題材にしては平坦な感触を受けるなぁ。去年の作品でマンガの神様あたりにも思うんだけど、つまらないとまではなくともそのあらすじからなら、もっとはっちゃけた感じに出来ないのかなと。純粋にラノベというよりは指南書のイメージ。というか、特定好きだなこいつら。個人的には千遥が好み。
  • える
    2016/04/16
    表紙に惹かれ購入。正直、面白いとは思わなかった。著者が生主かは分かりませんが、一部生主のように上から目線な部分が主人公に見られ、イラっとさせられたり、ヒロインその2の発言・態度も最悪でした。話も、各ヒロインとの出会いが強引な形で果たされ、その後はヒロインの放送を手伝うという形でニコ生に関わるという何とも中途半端な関わり方。生主としての活動がダメって言ってる割にはそういう風な形で話は進むし、最後は気付かされて生主の活動も良いんだと肯定する立場に回るなど主張がブレる。最後の親父さんの折れの早さもどうかと思う。
  • ラノベの王女様
    2016/04/10
    ニコ生とリアルの区別がつかない敬語少女にタクエルタクエル連呼されるって、もろ『ネトゲの嫁』じゃん!作者絶対に意識したでしょ!ま、萌え萌えできるから問題なし!この作品読んでると、あたしも生主に挑戦したくなってくるわね。有名になって承認欲求を満たせるチャンスがあるんだもの。本作の主人公である播磨巧翔も、親に不安視されるレベルのぼっちだけど、「窓辺の精霊」と評されるほどのヒロインと親密になってるしね。
  • HANA
    2016/05/07
    ニコ生を題材にした話。ニコ生ってちゃんと色々考えてやろうとしている人もいるんだろうな、ということを認識させてくれるような話だった。ただ正直なところ小説として物足りないと思ってしまうのは私にとってニコ生が身近じゃないからだと思いたい。あと、コメントは見開きで表現するより絵の方が良かったかも。
  • 真白優樹
    2016/04/11
    引退した生放送の放送者の少年が新人放送主の少女と出会い始まる物語。―――電子の海で繋がる関係、それはどんな関係なんだろう。この物語は単純なラブコメとして読んでも面白いかもしれないが生放送という新鮮な要素を絡めてみると更に面白さが増している。そしてネットという直接の繋がりではない繋がり、だけどそこには確かに一つの絆の形がある。確かに彼らは繋がり一緒に遊んでいるのである。つまり「繋がり」を観点にして見てみると途端に深みを増し深い味わいを出してくるのである。素直に面白いと思える良作である。 次巻も楽しみである。