ドウルマスタ-ズ 03 海抜四十メ-トルの呪詛

発売日 : 2016/01/09
敵となった龍一のドウル『マクリール』が玲音に迫る――!!
早乙女蒼生は地球に降下した。そして、死んだはずの親友、龍一が乗る最新型ドウル『マクリール』と交戦する……。
 西暦2400年代。世界は『太陽系連盟』に掌握されていた。
『思念の力』を拡張させ、物理的な戦闘力へと変換する人型機動兵器『ドウル』のパイロットである蒼生とその姉・朱理、そして蒼生の想い人・玲音の三人は、宇宙を経て、地球に戻ってきていた。
 海上に浮くメガフロート上で、訓練機『ヤクシャ』を駆り地上訓練に励む蒼生たち。玲音との交流も増え、自身の恋心を再確認する蒼生だった。
 数日後。敵が襲来する。現れたのは、水中戦に特化した蒼穹色のドウル『マクリール』。宇宙でも『ソフィア』を手玉にとった恐るべき機体である。
 蒼生と玲音も訓練機で応戦するが……蒼生の大切な仲間が、マクリールの毒牙で命を落とす……!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 627円(本体570円+税)
  • ISBN: 9784048656597

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みんなのレビュー

  • スズ
    2021/04/18
    ドウルの地上戦訓練の為、砂漠・海中といった多様な環境での戦闘訓練に励む蒼生達は、宇宙民が出産・育児を行う為の海上都市ナーサリーフロートに逗留する事に。一方、ゲノムスはとある実験の為、新型機マクリールを操る龍一を乗せた空中母艦ナグルをフロートへと向かわせるが…。舞台は宇宙から海へと移り、宇宙空間では活躍出来る機体も海中戦特化の機体に翻弄されたりと、戦闘環境によって機体の良し悪しがハッキリするのが好き。玲音とマユリの気心が知れた姿にクスッとしましたが、終盤の玲音の嗚咽と後悔には息がグッと詰まりました。
  • Yobata
    2016/01/09
    海上に浮かぶメガフロートであるナーサリーフロートで龍一を失ったと嘆く蒼生は訓練を積んでいた。そこにゲノムスのマクリールが襲来し、水中戦での圧倒的な性能を見せつける…。ついにゲノムスの龍一とソフィアの玲音,朱理,蒼生の戦いが本格化する出だしで早々に戦死者か…龍一が寝返ってるだけで感情面が歪んでいきそうな物語なのに、犠牲者が早々に出るとはさらにドス黒くなりそうだな…。龍一が亡くなったことに対する自身の不甲斐なさに蒼生は自己鍛錬にのめり込み、玲音は知人を亡くし,その目に狂気を宿す…訓練仲間も今やバラバラで→
  • まるぼろ
    2016/03/17
    さて今巻は訓練の一環で地球に降りた蒼生達が玲音やマユリの生まれ故郷でもあるナーサリー・フロートにてマクリールと対峙する話です。今回文字通りにインドラに乗っていなかったと言う事もあるんでしょうが、蒼生が徐々に余裕が無くなって来ているように読めて少し心配になりました。状況が状況とはいえマユリさんの事はただただ残念です…。玲音もマユリさんを失って心が乱れ気味ですかね。そんなマクリールと龍一が所属するゲノムスの台頭に対処すべくヴァルナを擁する7番艦ティアマトが討伐に当たる事になり…どう話が進むか次巻も期待です。
  • ヤギ郎
    2016/01/18
    シリーズ第三巻。戦闘シーンが多めかな(そうでもないかも・・・)。次巻に引き継ぐような展開で終わっている。次巻がいつでるだろうか・・・。(巻末にある『魔法科高校の劣等生』の「ウソ」の次回予告を一度信じてしまった自分がいる。これも発売されるとうれしいな)
  • METHIE
    2016/01/15
    ある意味一番面白いのは「後書きを書くのが苦手です」とウソ次回予告だろう。 恐ろしく堅実に人間ドラマをやっているというかいつ覚醒するのか楽しみ。