宇宙人の村へようこそ 四之村農業高校探偵部は見た!

発売日 : 2015/08/08
第21回電撃小説大賞選考会にて議論を呼んだ怪作登場!!
岐阜県の端にある四之村。穏やかな農村は仮の姿だった!? 現代科学を超えた農業理論がまかり通り、旧家が支配する自治組織。
探偵部の部長ハコさんは言う。この村の人間は宇宙人なのよ、と。この美人な先輩が言うことが、あながち笑えないと気づいたときにはすでに遅い。ぼくはいやおうなくこの村のすごさを思い知るのだった。超古代ミステリからオカルトまで、なんでもござれの村へようこそ!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 627円(本体570円+税)
  • ISBN: 9784048653381

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みんなのレビュー

  • 中性色
    2015/08/21
    確かに同レーベルとしてなら怪作なのは確かだろうけど、良作足りえるかとなるとなかなか難しい話なわけで。内容としてはオカルトとかミステリ方面に割かしごちゃっとといった感じ。この手の話って主人公って何も出来ない君なことが多いけど、なかなかに切れ者な感じなのはよかったかな。物語は短編形式だけど、どうにもあと一つ纏まりきれてない印象を受ける。そこをしっかり出来たならば引っ掛かってたんじゃないかなと思うけど。話として面白いのは第四話だけど、個人的に設定に惹かれたのは第二話の久鬼家の人々だったり。両性具有とは違うのか。
  • まりも
    2015/08/09
    ネットで検索してもヒットしない村に引っ越してきた主人公神室圭治は探偵部部長のハコさんと共に村で起きる様々な怪事件に関わっていく…な話。これはすごい。帯にある通り怪作と呼ぶに相応しい1冊。村に残る様々な因習とSF、オカルトそして食人というグロ描写を見事なバランスで混ぜ合わせミステリーで味付けした、トンデモない作品です。登場人物たちの軽妙なやり取りと作品に漂う怪しい雰囲気が合わさる事で何とも言えない奇妙な読後感に浸らせてくれます。荒削りな所もありますが、今後が期待できる作家さんですね。次巻も是非お願いします。
  • Yobata
    2015/08/13
    山奥にある四之村に引っ越すことになった神室圭治。しかし四之村はただの田舎ではなく現代科学を超えた技術が発展した村だった。高校の探偵部に入部する事になった圭治は部長のハコと共に摩訶不思議な事件に挑む…。オーバーテクノロジーの中で発生する植物人間やカニバリズム,精神操作など、一般社会では起こりえない常識外の奇想天外な出来事が常識的に起こる中で倫理観を問うわりかし考えるテーマだったね。しかし旧家がトップという昔体制の村に超ハイテクの名の元になんでもありの設定は面白かった。探偵部で活動するもハコは完全な解決まで→
  • T.Y.
    2015/08/19
    神室圭治は東京を離れ、母の実家がある岐阜県四之村に越してきた。だがそこは住人が宇宙人の子孫という噂もある、外界より遙かに進んだ科学を持つ驚異の村。そこで探偵部に入部した彼は数々の怪奇事件に出会う…。最初は斜め上を行くオチの事件簿(吸血殺人、首なし死体、食人等グロ多め)という感じだったが、中盤以降は時間操作、個体性の問題、食べられる物と食べられない物の境(食人の問題)などSF的センス・オブ・ワンダー全開。いつの間にか宇宙人の村ということなど当たり前のように流されてしまうネタの豊富さ贅沢さ。いや良かった。
  • アウル
    2015/08/17
    なかなか面白い。外界よりもいろいろと発展していたり、宇宙人が住んでいたりする四之村で起こる謎を主人公とヒロインで解決していく話といいながら初っ端の事件の真相が斜め上すぎる。っていうか全部酷いなこれ、解決できるかこんなもんw個人的に良かった話は「平等人間」ですね。主人公の弁当が生野菜でヒロインの弁当が生肉って個性的すぎる。村の住人のインパクト強すぎるわ、特に九鬼家の人達。