鮮血のエルフ 2

発売日 : 2015/07/10
最前線、アストゼルレン大要塞――血まみれの英雄譚、激動の第2章!
エルフとともに、エルフを討つ――。
紅蓮に彩られた英雄譚、激動の第二幕!

アストゼルレン大要塞――それは皇国軍とエルフ軍とが対峙する最前線。待ち望んでいたはずの戦場はしかし、剣戟の音に策謀の囁きが潜む不穏な場所でもあった。イミナとエリス、ミリフィカたちは人間側の権謀術数に踊らされ、望まぬ形での初陣を果たすことになる。
一方、エルフ軍の駐屯地――ミ・レア大平原の奥に広がる『エルフの森』で前線の指揮を執る青年は、かつての親友と妹が戦場に降り立ったことを未だ知らずにいた。
そして、血と縁が森の形となって牙を剥き……。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 715円(本体650円+税)
  • ISBN: 9784048652568

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みんなのレビュー

  • まりも
    2015/07/12
    血に塗れた復讐ファンタジー作品の第二弾。皇国軍とエルフ軍とが対峙する最前線、アストゼルレン大要塞に到着したイミナたちがエルフを殺戮すべく剣をふるう…な話。仲間との連携、武人として一流の力を持つエルフとの死闘と今回もひじょうに面白かった。正統派の武人ジ・ディグをイミナの敵として出すことで、イミナの狂気的なまでの復讐心を際立たせる最後の戦闘は本当に素晴らしかったです。エリスとイミナの歪んだ愛やラストのシルジスと言い、狂気に溢れたこの感じはやっぱり好きだわ。今後の展開が気になるし、続刊の方よろしくお願いします。
  • いーたん
    2015/10/02
    読み応えがあります。読むと暗い気持ちになります。決して明るい世界観ではないです。だけど、惹きつけるものがあります。この世界に引き込まれます。復讐に身を焦がす主人公と、その主人公を献身的に支えるヒロイン。ハッピーエンドなんてものを望めるような空気感は全くなく、どんな未来がこようとも彼らには哀しみしか残らないように思えます。
  • Yobata
    2015/07/10
    戦争の最前線であるアストゼルレン大要塞へ加わったイミナ一行だったが、総大将のダリの手によりならず者の隊に入れられてしまう。しかし確実な武勲を掲げ名実を得てきた事を煩しく思ったダリが配下を使い…。エルフを使いエルフを狩る復讐劇だけど、前半は戦場においてダリとミリフィカにおける政治戦。ダリは絵に描いたような暗躍してたけど、ミリフィカのカリスマ性,求心力は圧倒的だったね。その根拠の筆頭であるイミナは大戦場でも淡々として鬼の首をぶった斬りまくりと、英雄か…はたまた狂人か…。そんな白狼騎士団の中でジアドレヌや→
  • まゆにゃ
    2015/07/12
    ネタバレあり
    おっぱいえるふ第二巻!(違) 展開上しょうがなかったけど、やられっぱなしだった1巻を引き受け、反撃の二巻というところでしょうか。それにしても種の絶滅をかけて争うエルフに比べ、王位継承権で争ってたりと人間側が腐ってる、素晴らしい。最後の首についての文化の差の表現はなかなか面白かった。そしてシルジス(兄ちゃん)に二人のことがバレる。しかしここら辺のシルジスの思考の展開は、そうか、既視感があると思ったら、ローラカイザーか。
  • わたー
    2015/07/14
    ★★★★★今回もエグかった。人間側の将校たちの暗躍が多く描かれていて、1巻よりドロドロとした物語が展開されており、面白かった。そんなダークな描写があるからこそ、ミリフィカのカリスマがより光り、ジアドレヌの決死の足止めに深く感動し、愛する者のために故郷を捨てた女たちの笑顔がより輝いていたのだと思う。特にp208のイラストは反則だ。また、イミナの出生も仄めかされており、ミリフィカとウルハが似ている理由も察することができてよかった。シルジスの狂気も垣間見ることができたし、是非とも打ちきりにならずに続いてほしい。