ぼくのゆうしゃ 6

発売日 : 2014/12/25
ゆうしゃVSまおう
魔法都市ルーンヘイムに辿り着いたトオルたちは……遊び呆けていた!? そんな平和ボケから一転、最後の試練《裁きの楼閣》でトオルは勇者の真実を知り、何の前触れもなくラスボスとの絶望的なバトルが幕を開く!

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みんなのレビュー

  • わたー
    2014/12/27
    ★★★★★ここでそうくるのか。相変わらず、シリアスとコメディの落差がハンパない。そして、今回のシリアスはシリーズ全体を通しての伏線回収もあったために、心にグサリときた。コメディ部分の出来が毎回秀逸なだけに、キャラたちにかなり愛着があったので、余計に今回の展開はショックだった。また、ヒロキの正体には完全に騙されてしまった。まさか。そして、大きな山場を越えたこの作品がどう終わるのか。今から楽しみだ。個人的に、あとがきでの、ゲーマーズ文庫化が嬉しい。シリーズとして長く続いてくれるといいなあ。
  • Yobata
    2014/12/20
    魔法都市ルーンヘイムに到着し暇を持て余していたトオル達は最後の試練《裁きの楼閣》で世界の真実を知る。審判者として重き選択に迫られ悩むトオルの前に魔王が現れ,さらに兄ヒロキも…。まさかのまさかのまさか回。前半はファッションショーとか試練のアウルの紙芝居とかいつも通りのゆるギャグで話が進んでいったが、終盤,ついに魔王であるヨルがトオルの前に現れてからは怒涛の展開だったな。星自体を操れる程の力を持つヨルに圧倒,さらにヨルの協力者に兄ヒロキがいるという事実を知り絶体絶命状態の中、ファルディオの危機を救うため→
  • 紫鈴
    2017/08/23
    意味不明なお笑い要素が、後からジワジワ、意味を持って重くのしかかるような感覚。兄の正体が明らかになるのと前後して、トオルの性格が更に難解に。魔人と人間と女神教会が複雑に絡み合う。色々展開が急すぎて頭フリーズしそう。☆3
  • U
    2015/09/02
    ネタバレあり
    ぼくのゆうしゃ。ああ〜やっぱりそうなのか〜と思いつつ彼が彼だったことには衝撃。なる……ほど……! いちから読み返したい。でも、果たしてタイトルはこれだけなのか。なんかもうひと引っぱりありそうだけどそんなこともないのかな。兄弟スキーにはたまらない6巻。裏切りを嫌うヨルさんが好きだ。ファルディオはなんだかんだ冷静というか、いちばんよく見ている保護者だよなあ。7巻もはやく読まねば。ところで今巻で、フウトも生きて、三人兄弟でゲームをやっている姿が見たかったなあとめちゃくちゃ思わされました。せつない。
  • sion
    2015/04/29
    ネタバレあり
    楽しさと純粋さの中に狂気が入り混じった異色の作品だと思っていたけど、とうとうトオルに決定打が下されてしまった。歪な形で完成した器はどこに向かうのか・・・。怒濤の展開でした。涙が止まりません。