アナザ-・ビ-ト 戦場の音語り

発売日 : 2014/05/10
琥珀目の天使が刻む“もう一つの鼓動”。歴史に埋もれた旋律の謎を解け
“旋律士”――。 それは生まれながらにして旋律器官と呼ばれる特殊な紋様を身体に刻み、その器官から“音楽”を生み出すことのできる特別な存在。
 戦乱終結から15年、不平等な条約により騎士団を解散させられた王国にあって、貴族達が血眼になって欲する権力の象徴は「楽団」を抱えることであった。
 類まれなる才能を秘めながらも上手に音を操れない落第音学生の少女コハクと、貴族ご用達の有名作曲家・ヂェス。音楽祭で出会った二人の運命は、やがて大国が争う新たな戦乱へと巻き込まれていく。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 737円(本体670円+税)
  • ISBN: 9784048665568

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みんなのレビュー

  • いーたん
    2014/10/04
    アニメ映画を観てるような感じでした。ようするにどっかで観たこと(読んだこと)がある展開です。一巻完結とのことで、主要人物たちの心情や背景が浅く薄い印象もあったけど、アニメ映画約2時間を観てると思えば、こんなものかと。。。できれば上下巻くらいで刊行してくれていたらより面白かったと思います。
  • まりも
    2014/05/15
    作者の前作が好みだったので購入。頁数が分厚い割にあっさりとした展開だったというか説明に頁を使いすぎたせいで展開が読みやすいものになってしまったのは残念。そのため途中で読むのがしんどくなった。ただ世界観、キャラは非常によくできているしヂェスとコハクのコンビはすごく好きだったので惜しいです。音楽を戦争に絡めたりと発想はよかったと思います。とりあえず次の作品に期待してます。
  • シュエパイ
    2014/06/25
    歴史と音符の間に隠れたメッセージを歌い上げよう、と。あぁ、なんかすごく楽しかった!酒場で即興曲を奏で踊るシーンが楽しくっていいなぁ♪新しい国で二人が旅する続刊を期待するのです
  • ホシナーたかはし
    2014/05/21
    面白かったのですが、せめた上下巻に分けてほしいですね。厚いし重いし、もう少し内容が足りません。面白かっただけにちょっと残念なところがあります。ヒロインはジルバ?
  • トミーリョ
    2014/08/17
    ネタバレあり
    音楽を核にしたファンタジー世界がとても丁寧に作りこまれており面白い。また独自色も強いものとなっているので、そこが一番の魅力と感じた。主役から脇役にいたるまで一癖も二癖もある人物が揃っていて、印象に残る。ただ、登場人物のほとんどが今の職業は仮の姿、実はやんごとなき……、を繰り返す中盤以降はかえって展開の意外性を削いでおり、説明の多さと相まって冗長さを生む要因となっていた。ヒロインの成長に、神国と王国の駆け引き、隠蔽された歴史の探求など、一冊に収めきるには要素が多く、分冊にしたほうが読みやすかったように思う。