MF文庫Jの新刊
みんなのレビュー
-
まりも2013/11/2724MF文庫としては珍しい萌えラブコメ要素のない硬派な物語。読みにくくはあったが面白かった。文章がまだ下手だなぁとは思うが世界観や展開は上手く非常に良い。人と魔物が共存する世界で調停局員として生きるライルと竜の姫様クーベルネだけでなく脇を固めたキャラクター一人一人にも個性があり物語に生かせていた。ヒロインのキャラが少し弱いがそれ以外は良かったんじゃないかと。MF文庫には全然あってないけど笑
-
アウル2013/11/2422面白かったが少し読みづらい感じがした。萌えが無く戦闘シーンでは熱い展開が多い。ライルのヒーローぷりがも良かったしアルミスのぶれない乙女好きに笑った。
-
まるぼろ2013/12/23201200年前に突如現れた魔物達との戦いの末に共存の道を選んだ人類と魔物達との現代バトルアクション物です。まず読んだ感想ですが…、またMF文庫さんも飛び切り良い新人さんを獲得したなぁ…と言う素直な感想でした…w ライル達人魔調停局や捻くれながらもロイヤーのような共存への理念を高く掲げる者達とどこの世でもいる原理主義者達との抗争、またそこに生じる利潤を獲得しようとする大きな陰謀など、とても新人さんが書いたとは思えない重厚で良質なストーリーでした。この先の物語も続刊で書けるような内容なのでぜひ次巻も期待します。
-
T.Y.2013/11/3020中世から人間と魔物が共存してきた社会、人魔調停局に勤めるライル・アングレーは外部魔物集落の姫・クーベルネの護衛という任務を受け、彼女を狙う敵と戦う。魔法と銃器を合わせて近代都市で魔物と戦う熱血ハードボイルドアクション物。種族間対立に関わる複雑な政治事情から姫の孤独な境遇までよく書けていて非常に良かった。恋愛要素があまりないのも珍しいが好印象。人魔の平和共存を謳いながら密かに戦争の利益を貪る大国・クリアトはアメリカを思わせる面もあるが、歴史的・地政学的な背景などはあまり対応していない。どこまで意図的か。
-
ギンレイ2014/02/0917【光と闇を抱える世界】 魔物の関わるような事件を扱う特殊な警察組織。 人と魔物の混合社会で治安を守っていたが、ある時ドラゴンの少女の護衛を命じられて―― 人と魔物の世界をハリウッド映画調で仕立てた物語で、『公表』と『裏の真相』を用いて組織や世界の闇を熱心に描いています! 前半ちょっと説明的過ぎるところはありますが、後半からアツい展開が繰り広げられる外国映画風ファンタジー作品ですよ! 評価は ★★★★★★★★☆☆ 8個星です!!
powered by
レビューをもっと見る