赤村崎葵子の分析はデタラメ 続

発売日 : 2013/09/10
どんな謎も、彼女にかかれば藪の中? 新感覚日常分析ストーリー第2弾!
局地的に話題な『赤村崎葵子』が懲りずに帰ってきちゃいました! 今回も、テニスをしたり夏祭りに行ったり……いやいや、ちゃんと分析もやってるよ! 真っ当な議論を混沌のどん底に叩き落とす赤村崎葵子の迷分析、その裏にある(かもしれない)秘密をキミは見破れるか!? 思いつきととほんのちょっとのサービスと隠し味のやさしさででっちあげちゃう、噛めば噛むほど味が出る日常“分析”系ストーリー、注目の続編!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 671円(本体610円+税)
  • ISBN: 9784048919456

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みんなのレビュー

  • mihya
    2023/04/29
    ネタバレあり
    1巻よりもちょっと深みがでていて、なかなか面白かった。 でも、何だか本編でも裏分析でも語ってないことがありそう…って思うのは邪推かな? やっぱりイラストはない方が良い。読みながら自分が構成する世界観とのズレが出る。
  • まりも
    2014/11/15
    デタラメ分析小説2冊目。今回はコメディに始まり徐々にカモトキの過去に迫っていく話。カモトキの幼馴染スエが新登場し三雫さんが重要なポジションに付いたりと構成もだけどキャラ配置も上手いんだよなぁ。情報の出し方も巧くあともう一声って所までしか出さないのが「推理」じゃなくて「分析」が軸のこの作品らしい終わり方になるんですよね。裏分析といい程よいサービス具合が最高です。イラストも1巻よりクオリティが上がっていて良かった。
  • (●▲●)とらうまん(*^◯^*)
    2013/10/05
    日常の事件や謎をデタラメな分析で引っ掻き回す系、はた迷惑な暴走ミステリ第2弾。 今回もキャラやノリがだいたいアホなんですけど、意外とミステリやシリアスの部分はしっかりしてる印象でした。 謎解き推理ものではないので、明確な答え合わせは本編ではぼかされている場合がほとんど。真相はあとがき後のオマケコーナーを参考に、ですねw ……にしても、テルが分析してみせたカモトキくんの“罪”は、あまりにもやるせないなぁ。 続編出るかわからないけど、個人的には著者のデビュー作・不完全ナックルの3巻が読みたいですねw
  • Yobata
    2013/09/18
    テルの分析再び。トキオの幼馴染でテニス部エースの末蔵かなみのユニが無くなり、スエはテルが犯人だと主張するため、テニス対決で決着をつけることに…「友情・努力・フェアプレイ」。夏祭りの日、モールで迷子を見つけたテルとトキオはセンターに送り届ける。その子はスエの妹でしかもそこから姿を消してしまう…「迷子の迷子の」。見舞い先の病院でトキオは妹の友人の神田なつみに出会い、一個のリンゴから分析しろとゲームを持ちかけられる…「みかんじゃダメなの」。加茂十希男の隠された母親との過去とは…「夏の仕掛け」の4話。スエとの→
  • 晦夢
    2013/10/24
    前半はコメディ、後半はシリアス風かな。カモトキくんの過去に触れられていてよかった。分析3…神田さんは怖過ぎだろ…。この子は色々邪推しちゃうんだが…まぁこういう感じがこの作品の素晴らしさではあるよな。答えをわざとぼやけさして、謎を謎のまま置いておくみたいな。