花×華 7

発売日 : 2013/03/10
聖なる夜、三角関係も佳境に突入──。“だぶはなラブコメ”、撮影7回目!
「きちんと、仲良くすごすからっ」 「最高の夜にしてみせますからっ」 『── 夕くんとの、ふたりきりでの、クリスマスイブを』 様々な想いを抱えたまま、クリスマスの季節がやってくる。二人の“はな”が願うのは、夕と二人っきりで過ごす最高の聖夜。それはすなわち、どちらを選ぶのかの答えにも直結する大問題……。 花が提案するのは、観劇にディナーにライトアップの中のデート。 一方、華さまは雪山でスキーで叔父の別荘にてお泊まりデートで。 映像編集が終わったら答えを出すという課題も一旦山積みのまま、いきなり突入していく聖なる夜の行方は── !?
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 671円(本体610円+税)
  • ISBN: 9784048914307

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みんなのレビュー

  • とら
    2015/10/22
    この巻は終始楽しかった…楽しくなければならないはずなのに、この後待ち受けているであろう出来事に不安をとにかく煽られる一方。もうおそらく最後の”ひと押し”であったのだ。最後に夕も、二人にそれこそ”はな”を持たせようとしたのだ。いやまあそんな感情持ってないで、純粋な気持ちで過ごしているんだろうけどね、夕は。でもこれから起こる出来事も、どんな結果であろうと受け止める覚悟はもう出来ているのだろうと…しかも一方は受け止めた上で、まだ好きでいることは間違いなしであるし。とりあえず、皆が報われればそれ以上のことはない。
  • 中性色
    2016/10/26
    今回はクリスマスが中心。どっちかというと、ラストにむけてのつなぎみたいな感じの構成になってる。にしてもあとがきにもあるけれど、ここからどっちかは無理があるだろ。それもだぶはなの魅力がきちんと表れてるからなんだよな。案外すみれちゃん案を採用した方がいいんじゃ。あと毎回量がある方と質が高いほうで別れるよね。それぞれの選択がどういう結果をもたらすのか、そういったところも見どころかな。個人的には花派なんだけど
  • 王蠱
    2013/08/19
    ここまで読んでようやく自分がこの作品好きになれない理由が分かった。自分に自信がないやつばっかだからや。全体として毎回毎回うじうじパートが長引き過ぎるところがあるしシリアス・青春要素をしっかりやろうとしすぎるあまりラブコメの爽快感がどこまでも削られてる。いっそ既成事実作ってくれりゃ挽回できたかもなのに・・・
  • ぽ た く
    2024/06/14
    ネタバレあり
    読了。夢をとって『はな』を諦めるか『はな』を取って夢を諦めるか。雪の白さを塗りつぶすような血で血を洗う争奪戦再び...今回はクリスマス編。華さまは人知れず前に進むための『何か』を心に携え、花は自分自身の限界を目指すべく思考を巡らせていた今巻。また場が荒れるような予感がするんやが、前巻で今まで通りではいられない実感と共に流した『はな』の涙が夕の心にどう響いたのかが大事になってくるんやろなぁ...。『はな』が2人とも前を向き始めてて、付き合わずに別々の道を歩む√に入りそうな予感が凄い。結局そうなっちゃうやつ?
  • ころん
    2013/08/13
    クリスマスを控えたある日。知佳の一言で、花と華はどちらが夕とクリスマスを一緒に過ごすか競い始める。しかしとある決意をした華は花にクリスマスイブを譲ると言い、夕に2人で一泊旅行に行きましょうと提案する。華さまとのスキー旅行と、花との観劇デートと、見えない部分で動きはじめる華さまと花に関わるあの重大な事。相変わらず夕の前ではとても可愛いふたりだけど、今回は恋愛面以外でも進展があって。わたしは華さま派かなー。