電撃文庫の新刊
みんなのレビュー
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芳樹2023/03/1925【BW読放】ゲーム製作にかけた夢を実現できず意気消沈していた大学生・慶介が、姉が企画したアニメ製作プロジェクトに参加し、仲間とともに作品を作り上げていく青春物語。挫折からの再起を描く熱い作品でした。慶介以外のプロジェクトメンバー3人が全員可愛い女子高生というお約束のような設定ですが、三人とも個性が光っていて良いですね。今回は特にアニメーターを目指しドイツから来日したアンネに焦点が当たりますが、慣れない異国の地でアニメ製作にかける彼女のひたむきな姿勢には心動かされるものがありました。続編は無いのか…。
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ソラ2012/12/1017王道のライトノベル。普通に楽しかった。気になったのは主人公の父親の物の言い方があまりにも斜に構えた言い方で、ただの皮肉屋というか小物感が漂うというか。それがイマイチ
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METHIE2013/07/148当然のことながらアニメ業界のブラックさはネットやマスコミでも有名だが、それを知りつつも自主制作アニメを作る若者たちの話。 元アニメーターの父親の対立、日本語が不自由なため様々な状況で苦労するドイツ人のヒロインなど魅力的な登場人物は多い。 ただクライマックスがアドリブで演技を入れたり、音を入れたりするのはそれこそアニメでよくある予想外のトラブルが好評というネタなのは評価が別れる。
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めもり。@社会人4年目2012/10/226評価<★★★★★+★>電撃の新刊を買いに行った所で、衝動買い。買って後悔はしてないです。端的に言うと主人公と女の子3人でアニメを作るお話ですね。個人的には面白かったです。久し振りに本を一冊、一気に読んでしまったってぐらいに面白かったですよ。話的には王道で王道ですね。結末は読んでる途中からどういう終わらせ方になるのか何パターンか予想できましたし、設定、展開どれもベタでした。でも好きです。だって好きなんだもの。アンネたちのこの後が気になりますね。続刊希望ですが、多分これは一巻完結でしょう。残念です。
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1_k2012/10/205お仕事ものとしても、最低限のアニメ制作過程をきちんとかけているし、変にひねったところのない直球王道のお話。さすがに主人公を字書きにして、技術を云々させるだけあって作者さんの技量は十分に高い。これが力不足だと、偉そうなことをいっている割には、やってることが伴っていないちぐはぐな話になる。そして何より、地に足のついた、かつ熱い展開がグッド。でもこれは、創作をしたことのある人にしかわからないかな? 消費するだけのヌルオタには受けなさそう。ただそれがビジネスとして採算がとれるかどうかは別問題でして。
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