雪の翼のフリ－ジア
発売日 ：
2012/09/10
雪のように白い《新たな翼》を手に入れ、少女は再び大空を目指す――!!
ここは翼をもつ人々が住まう世界。事故で翼を失った 『飛翔士（ルーラー）』 の少女・フリージアは、再び空を飛ぶために《義翼》職人・ガレットの元を訪れた。ガレットは、あくまで代替品の《義翼》で過酷な飛行レースに臨もうとするフリージアに呆れるが、彼女との間に 『ある因縁』 があったことを知り、力を貸すようになる。目標は飛翔士たちの最高峰 『天覧飛翔会（グラン・ルーラ）』 での優勝。果たして少女の信念は空を制することができるのか ──。
- レーベル： 電撃文庫
- 定価： 671円（本体610円＋税）
- ISBN： 9784048869232
電撃文庫の新刊
みんなのレビュー
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Yobata2014/06/0358翼を持つ人々が住まう世界で天覧飛翔会で優勝間際片翼を失ったフリージアは生き別れの妹と暮らすため、再び天覧飛翔会に出場,優勝するために義翼を求め、義翼職人のガレットのもとへ。最初は断るガレットだったがフリージアとはとある過去があり力を貸すことに。片翼の少女と義翼職人の“再起”の物語。一巻完結なので話の内容や流れは手軽で簡単に読めるが“再起”の物語としてはなかなか読み応えのある話だった。フリージアは天覧飛翔会という目的の為に全てを賭け努力している毅然な少女。ガレットの正体を知らない時のやりとりは笑ったなw→
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オセロ2022/11/0745翼を持つ人々が住む世界で、国一番の飛翔士を決める展覧飛翔会で事故にあい、飛べなくなった少女・フリージア。そんなフリージアが再び展覧飛翔会に参加する為に、ある秘密を抱える義翼職人のガレットに出会い始まる物語。 義翼で優勝を目指すというフリージアに呆れつつも、フリージアの願いと事故の真実を知ったことで、心変わりしていくガレットがライバルのゴールドマリーとの複雑な関係もありながら、展覧飛翔会の予想外の結末とフリージアとガレットのこれからを予感させるラストはグッとくるものがありました。
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中性色2015/07/0745松山剛の三部作（勝手に名付けた）の第二作。前作の雨の日のアイリスに比べるとこっちのほうがラノベ寄りになっている感じかな。設定とかは結構作りこまれてる感じだけど、単巻ものなのでちょっと使いきれてないところはあるかなと。ただ完成度は高いと思うので、さっくり読みたい人には。個人的には結局グロリアが何故フリージアを目の敵にしてるかが有る程度までなら理解できつつも、若干不明瞭なところがあったぐらいか。個人的にはフリージアが好み。問題点は素敵な設定があるのに、この絵師だとあまり巨乳に見えないことぐらいか。
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謡遥2014/01/1545翼を折られた空駆ける女の子フリージアと、義翼と呼ばれる希望を作り出す男ガレットが出会う話。第一印象、これ僕が思ってる少女漫画だ。設定が少年漫画的でキャラの心情が少女漫画風だと思いました。フリージアのひたむきさとかガレットの心模様とか雰囲気がいいなと思いました。こういう一巻完結はもっと読んでみたいと思います。欲を言わせてもらえばグロリアさんがもっと後半魅力的に描かれていれば盛り上がったと思います。なんか微妙な印象しか持てなかったので。他の3作も読んでいきたいと思います。積んでいたので。
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ほーりえ2013/06/2543翼を失った少女の再起の物語。雨の日のアイリス同様、世界観やテーマが作りこまれていて、良いですね。最後のほうの描写が若干早足なのはちょっと惜しい様な気もしますが、綺麗な幕引きだったのは好感。このくらいの、無駄なく爽やかな終わり方は割と好きです。 しかしこれは、昔見たドラえもんの映画を思い出しますね・・・
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