ひがえりグラディエ-タ-

発売日 : 2011/03/10
「よくわからないけど、あなたがいい気がする」 少女に選ばれ、少年の日常は一変する!
突如現れた少女・アールによって、異世界に誘われた天海蔵人。その異世界で流行っていたのは、なんと地球の人間を拉致し、互いに戦わせるという恐ろしい 『娯楽』 だった。一方的に銃とナイフを与えられ、見ず知らずの誰かとの戦いを強いられることに蔵人は戸惑い続ける。だが、その『娯楽』の頂点に立っている地球人……初戦以外は完全無敗の人物が、幼き日に行方不明になった自分の妹である可能性が高い、ということを知り ── !? 斬新な切り口で「戦い」を描く、ハードアクション&バトルストーリー!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 649円(本体590円+税)
  • ISBN: 9784048703826

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みんなのレビュー

  • 片瀬
    2016/03/16
    ネタバレあり
    表紙は全く殺伐とした感じがしませんねえ。実はグロ小説のうわさを嗅ぎつけ、辿り着きました。平凡&鈍感系主人公が美少女によって異世界にさらわれ娯楽のために戦わされるという、理不尽この上ない設定になっております。如何なる攻撃を受けても死ななかったり、虫を体内に寄生させて戦闘能力を発揮するのは確かにグログロでした。最後は、俺つえーです。行方不明の妹は?美少女の正体は?これで続きが無かったらちょっぴりずるいです。ありがちな内容ですが、ひがえりで読めます。是非。
  • KEI
    2011/04/01
    購入。表紙買い。この見た目に騙された!!序盤こそ現実味のない話に主人公と同じく着いていけず読みにくかったが、中盤辺りから変わっていった。それでも現実味のない現象に覚悟など出来るはずもなく、やっぱりフワフワした感じだった。過酷だ。たいていの文章で凄惨な表現を読んでも平気だが、これには思わず眉をひそめた。この作品はどうにも救われない感じがしてしまう。続きにも期待。
  • 恣意果
    2011/03/16
    ああ、やっぱり短編が下敷きになってたのか。粗筋聞いたとき、どっかで読んだ様な気がしたんだ。今回もちとにくとほねの物語だなあ。『しなない』からこそ、より一層、『せい』を感じさせる書き方をしてるように感じる。痛いのに、相変わらず繊細で綺麗な文章。 しかし、中村先生、前から待ってる読者はいっぱい居ますよ。 これも、アンダーテイカーも、ぜひ続きを書いてくださいませ。
  • 与太郎
    2011/03/14
    初めての恵里加作品。期待していた内容とは微妙に違って、そこまで面白いとは感じられなかった。けれど肉体と精神における痛覚描写、そして人を傷つけることの恐怖心と躊躇いの掘り下げ方が非常に繊細。物語が様々な顔を持っていて、ときに背筋がゾクッとするほどの残酷な一面を見せてくれる。理由があれば人は他人を傷つけられるのか、他人を傷つけていいのか。ある種の思考実験のようでいて、人の倫理観を問う物語運びがなかなかに興味深かった。好みの部分もあればそうでない部分もあるといった感想。とりあえずダブルブリッドは読んでみたい。
  • しん∞SHI−N
    2023/01/31
    【血と肉と骨をぶち撒け合う、娯楽の為に戦う理不尽な世界】行方不明になった妹を探す蔵人は、突如現れた少女・アールにより異世界へ拐われ、寄生した虫により、理不尽な戦闘に参加させられる物語。大切な妹が失踪して心にぽっかりと穴が空いたまま過ごす蔵人は、突如異世界から来訪したアールに拐われ、血みどろの世界へと到着する。そこで出会ったのは、ナイフと銃を使って他人と無差別に戦闘する事を娯楽とする恐ろしいルール。戸惑いながらも戦闘に参加する内に、妹の手がかりが浮上してくる。屍山血河を乗り越え、その糸口を掴み取るのだ。