101番目の百物語 2

発売日 : 2010/11/30
大人気シナリオライター&イラストレーターコンビが贈るノンストップ学園アクションラブコメ第二弾!
一文字疾風、通称モンジは、ある日突然『百物語の主人公』になってしまった、ちょっと普通じゃない高校生。6月に入ったある朝、クラスメイトのキリカと都市伝説トークに花を咲かせていたところ、生徒会長の詩穂先輩から呼び出しを受ける。どうやら、学校内で最近流れている『神隠し』の噂について調べてきてほしいらしい。一之江と、生徒会副会長である六実音央と三人で現場のワンダーパークに出かけるモンジ。ちょっと見てきて、何もなかったというのを確認するだけ、そのはずだったが――。サイトウケンジ×涼香が贈るノンストップ学園アクションラブコメ、緊迫の第二弾!
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 638円(本体580円+税)
  • ISBN: 9784840135818

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みんなのレビュー

  • とら
    2015/09/20
    何というか色々と堂々としていて開き直っているのでいっそ清々しい、から許せる、みたいな感じの物語である。主人公の性格とか言動なんて正にそうである。モンジがど直球でその相手に対して身体のプロポーションの問題とか発言するのなんて、まあラノベではありきたりと言うかよくあることなのだが、結構この作品の場合その発言を相手も容認してしまうところがあって、それが最初は気に食わないと言うかそんな世界認めないみたいな感想を持ったのだった。おそらくただの嫉妬である笑 実際現実でも何でも言い合える男女仲ってあるもんな。羨ましい。
  • 燃え尽きタコ
    2022/02/28
    幼馴染は良いものである。 ツンツンしてぐさぐさしてる一之江が徹頭徹尾モンジの味方で相棒で、終始イチャイチャしてベタベタしてるキリカが裏だらけかつ軸線が余り重なっていないの面白いね。そんな二人を完全に受け入れてるモンジ好き。
  • カインズ
    2011/08/18
    【ロアの背景】噂が生まれる背景やヒロイン達の設定について言及されており、物語に深みが出てきたという印象。相変わらずの一之江の自信は、どこから溢れ出てくるのだろう。今回は、神隠しがテーマということで、和風テイストのホラーが味わえる。悲しい背景がある事件だが、主人公の軽口と行動力がその中に明るさを注ぎ込んでいる。もっとも、明るさを注ぎすぎて、シリアスな場面が一転コメディになってしまっているという感じもするのだけれど。決着のつけ方が、前巻よりしっかり描かれていたと思う。まぁ、つまり、良いこましっぷりでしたよと。
  • 王蠱
    2013/01/09
    前巻に引き続きキャラも話も魅力的なのだけどなにか決定的な部分で楽しめない・・・とあれこれ理由考えてみたところ読み手の自分が主人公に感情移入できないからだと判明。なんというか、自分と主人公モンジの相性がことごとく悪い。ギャルゲー主人公ど真ん中!みたいなのは普通に好感もてるんだけどなんか入り込みづらい部分があって・・・。終盤の展開も1巻とほぼ同じだし、なによりロアの設定が「じゃあ巧いこと情報操作できりゃいくらでも自分で自分をチート化可能じゃね?」みたいについ考えてしまうww
  • 彩雲
    2010/11/30
    ロア娘たちが次々と「ミイラ取りがミイラになる」展開がとても楽しい。モンジを殺そうとして、逆に口説き落とされて、嫁にされていくロア娘たちが可愛らしくて仕方がない。さらに、ロア娘それぞれに人の命うを奪うという事についての気持ちの違いが描かれている点がまた大好きです。この調子で進めて欲しいですが、単調にならないようにするのは大変かなぁ。とりあえず、あとがきにあったライバル登場案が没になって本当に良かった。それにしても、いつもいつのまにか背中に張り付いてモンジを守ってくれるツンクールデレなメリーさん萌えです。