剣の女王と烙印の仔 6

発売日 : 2010/09/30
突如開始されたアンゴーラ帝国から聖都への侵攻。サンカリヨンではパオラ率いる銀卵騎士団と王配候ルキウスの激戦が始まった。
大陸は戦乱に包まれた。「――蹂躙せよ!」突如として開始された冬の国アンゴーラ帝国から聖都への侵攻。そしてサンカリヨンでは、パオラ率いる銀卵騎士団と強敵・王配候ルキウスの激戦が始まった。しかし、いまだ心が離れたままのミネルヴァとクリスの思いは繋がらない。一方、教会を統べる次期総主教選挙に向かったフランチェスカは、“刻印の謎”の深淵に迫り、自らの覇道をゆく決意をする。「あたくしの戦いはもう、将のものではない」「どうして、離れるんだ」「ミネルヴァのためにも」杉井光が贈るファンタジー巨篇。運命に翻弄される少年少女に激動のときが迫る!
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 638円(本体580円+税)
  • ISBN: 9784840135061

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

MF文庫Jの新刊

  • 折れた剣の幸福論 赤毛の錬金術士と弱気な元剣聖
    NEW
    折れた剣の幸福論 赤毛の錬金術士と弱気な元剣聖
    「自分は、『伝説』でも、『最強』でもなかったのだ」
    扇友太 (著者) / 四季童子 (イラスト)
    発売日: 2025/10/24
    MF文庫J
    試し読みする
  • 義妹生活 15
    NEW
    義妹生活 15
    そして2人は最初の夜を迎える。
    三河ごーすと (著者) / Hiten (イラスト)
    発売日: 2025/10/24
    MF文庫J
    試し読みする
  • ダンジョン報道の最前線
    NEW
    ダンジョン報道の最前線
    汚職貴族を書き堕とせ!
    小林湖底 (著者) / ふじ子 (イラスト)
    発売日: 2025/10/24
    MF文庫J
    試し読みする
  • ちゃんと好きって言える子無双 3
    NEW
    ちゃんと好きって言える子無双 3
    ちゃんと好きって言えない妹、襲来──!
    七菜なな (著者) / ちひろ 綺華 (イラスト)
    発売日: 2025/10/24
    MF文庫J
    試し読みする
  • 縄神さんは縛られたい
    NEW
    縄神さんは縛られたい
    クラスでは孤高のドSなお嬢様が、僕の前でだけ至高のドMなんだが──!?
    黒鍵 繭 (著者) / ゆがー (イラスト)
    発売日: 2025/10/24
    MF文庫J
    試し読みする

みんなのレビュー

  • よっち
    2014/06/18
    アンゴーラ帝国の侵攻でシルヴィアが行方不明となり、カーラが作戦立案する聖王国軍に苦戦する指揮代行のパオラ、次期総主教選挙へ向け暗躍するフランたちのお話。この巻は表紙になった指揮代行のパオラが頑張りましたね。常に後手を踏む苦しい戦いで、敵の罠に茫然自失となりながらも、隊長たちに託された信頼に応えて見事勝利に繋げました。これから対帝国で結束すべき状況で、策謀が失敗に終わり初めて敗北したフランや聖王国諸勢力がどう動くか、そして重要な決断をしたクリスとジュリオそれぞれの行動が、今後の話にどう繋がっていくかですか。
  • 晦夢
    2014/01/28
    風呂の絵が素晴らしすぎるだろ! 面白いんだけどなんかフワフワしてる印象があるな、なんでだろ。クリスはもうミネルヴァに告白してるやん、フランチェスカの立場も大きく変わるし、ジュリオも大きな決断をする。そんな回。
  • 東西
    2012/05/17
    パオラが表紙の通り活躍した巻。 フランチェスカも意外な展開で新しい力を手に入れるし、いつもどおりクリスも新たな力を手にして、ジュリオもまた大きな決断を下す、いつもの剣の女王と烙印の仔という感じ もっと驚きがあるといいんだけど
  • セラ
    2010/09/28
    作戦書は何となくそんな気がしてた。パオラの成長っぷりはやはりフランの近くでずっと支えて来たからこそ。感慨深いですね。当のフランは敗北、ジルは結局どうなったの。。。クリスとミィナは相変わらずいちゃいちゃしやがって! ジェリオはもう一人の主人公だよね。
  • Mu@仔羊堂
    2011/09/17
    四方面同時進行だけど煩雑な感じはなく、逆にそれぞれの状況が分かってすんなり物語の中に入っていけた。うまいなあー。後半、プリンキノポリでのフランの戦いと、サンカリヨンでのクリスたちの戦いの同時進行はハラハラドキドキと惹き付けられた。その中で今回の個人的一番はサンカリヨン攻めで敵の罠に嵌って茫然自失のパオラに隊長たちが『貴殿が我々の指揮官なのだ』と信頼を込めて諭すところ。いいなあ、こういうの。胸が熱くなって泣きそうになった。今回の表紙がパオラなのは、もう当然ていう感じだ。