男女の友情は成立する?(いや、しないっ!!) Flag 12. それでも、ずっとずぅ~っと一緒にいようねっ!
発売日 :
2025/11/08
永遠の友情を誓った〈運命共同体〉は――膿んだ箱庭からの脱却なるか?
とある田舎の中学校で、ある男女が永遠の友情を誓い合った。それから約4年――お互いを相手に初めての大一番! となるはずだったのだが……。
「あのさ。日葵は……」
「悠宇は大丈夫だよ」
悠宇に資金援助するに足る実力があるかを見るために紅葉が課した試験の内容は、悠宇とゆめ、日葵と準が組んでの『フォトグラフ』勝負。一見、日葵がわざと負けるだけの簡単な試験のようだが、後日天馬の一言によって紅葉の真意が判明し、すべての前提が覆って――!?
箱庭に始まり紆余曲折を経た〈運命共同体〉。その男女の友情の行方は。
「あのさ。日葵は……」
「悠宇は大丈夫だよ」
悠宇に資金援助するに足る実力があるかを見るために紅葉が課した試験の内容は、悠宇とゆめ、日葵と準が組んでの『フォトグラフ』勝負。一見、日葵がわざと負けるだけの簡単な試験のようだが、後日天馬の一言によって紅葉の真意が判明し、すべての前提が覆って――!?
箱庭に始まり紆余曲折を経た〈運命共同体〉。その男女の友情の行方は。
- レーベル: 電撃文庫
- 定価: 880円(本体800円+税)
- ISBN: 9784049162394
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みんなのレビュー
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よっち2025/11/1022悠宇に資金援助するに足る実力があるかを見るために紅葉が課した試験で、悠宇とゆめ、日葵と準が組んで『フォトグラフ』勝負をする第12弾。後日天馬の一言によって紅葉の真意が判明し全ての前提が覆る展開で、現段階で精一杯でぶつかりあった勝負もなかなか良かったですけど、咲姉さんの意外な事実も判明したりして微笑ましかったですね。高校を卒業して悠宇、日葵、凛音のそれぞれの選択があって、箱庭を出てそれぞれのやり方で成長すべく努力し始めたばかりの、運命共同体だった2人の関係が最終的にどういった形に落ち着くのか大学生編も期待。
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らいおねる2025/11/136アニメもあったけど映像にすると日葵のウザさと声がどうにも我慢できなかったので見続けることは出来なかったけど原作である小説はもどかしかったところにちゃんと結果出してくれてよい締めだったと思います。惜しむらくは絶対最後の勝負の所の日葵の描写をイラストで挿して欲しかったかな。後書きに続編の可能性も示唆したけど個人的にはここで終わって良かったかなと思います。
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パパサレン2025/11/164ネタバレあり俺達の戦いはこれからだエンド?凛音ちゃんと恋人のまま遠距離で、そばには相変わらず日葵がいて。単純にタイトルで考えると日葵と悠宇がくっつくのが正史だけど、2人の関係は友情は超えてるけど恋慕の気持ちはないようにも見えて(特に悠宇)それならそれでタイトル通りにも思えて凛音ちゃんルートでも問題ない。匂わせの大学編やるのかな?
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fortissimo19972025/11/124ネタバレあり悠宇の紅葉からの出資を賭けた勝負、2人の成長が感じられるとても熱い展開になりました。日葵が追い詰められて負け犬のまま終わってしまうとは思っていなかったものの、殻の破り方がぶっ飛んでいてこれこそが日葵だなぁと感慨深いものがありました。額面通り受け取ると大学生編に続くということだと思うのですが、そもそも悠宇は花を用意する環境が持てていないからどう続けていくのか、遠距離になった凛音との関係はどうなるのか等気になるエピソードはたくさんあるので、時間がかかってもいいから続きを期待しています!
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たいが2025/11/133ネタバレあり本当に完結なの…⁉︎というのが正直なところ。今巻は悠宇の試験がメインだったわけですが、これまで「悠宇と一緒にいることが1番!」だった日葵が、最後の最後に我を出して道を切り開いた展開には熱いものがありました。一方でエピローグでは日葵も悠宇もそれぞれの道で頑張っているようで、寂しさを感じたのも事実です。大学生編があるのか分かりませんが、最後の一文「きっとまた、この道の先で手を繋げるその日まで。」是非ともそこまで読みたいものです。一旦は「完結お疲れ様でした!」ですが、ここから始まる悠宇達の物語に期待します。
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