暴君と成れ、バレンシア-王座争奪学園-

発売日 : 2025/09/20
王が死んだ。この学園で空白となった王座を――実力で奪い取る
王が死に、幕を開けた選定の学園。選ばれぬ少女・バレンシアを選んだのは、少年・ヨビトただ一人。理不尽を壊し、運命を覆す。――君を王にするために。

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

ファンタジア文庫の新刊

  • 「え、私がそっちなの!?」子犬系後輩彼女に食べられるカッコいい私
    「え、私がそっちなの!?」子犬系後輩彼女に食べられるカッコいい私
    「ぶいでん」の七斗七が送る新感覚百合ラノベ!
    七斗 七 (著者) / 成海 七海 (イラスト)
    発売日: 2025/11/20
    ファンタジア文庫
    試し読みする
  • エロゲの伯爵令嬢を奉仕メイド堕ちさせる悪役御曹司に転生した俺はざまぁを回避する 3 その結果、堅物くっころ剣姫が毎日甘えて添い寝しに来るのだが……
    エロゲの伯爵令嬢を奉仕メイド堕ちさせる悪役御曹司に転生した俺はざまぁを回避する 3 その結果、堅物くっころ剣姫が毎日甘えて添い寝しに来るのだが……
    TS化を解呪したいのに、くっころヒロインが甘えてくるだと!?
    東夷 (著者) / をん (イラスト)
    発売日: 2025/11/20
    ファンタジア文庫
    試し読みする
  • 王様のプロポーズ 1st Bride
    王様のプロポーズ 1st Bride
    これは「王様のプロポーズ」初めての短編集!
    橘公司 (著者) / つなこ (イラスト)
    発売日: 2025/11/20
    ファンタジア文庫
    試し読みする
  • 公女殿下の家庭教師 21 誓遂げし月鍵
    公女殿下の家庭教師 21 誓遂げし月鍵
    『始まり』を終わらせるわ。私とあいつで!
    七野りく (著者) / cura (イラスト)
    発売日: 2025/11/20
    ファンタジア文庫
    試し読みする
  • スパイ教室 14 《夢幻劇》のティア
    スパイ教室 14 《夢幻劇》のティア
    “落ちこぼれ”の汚名を濯いだ少女たち。戦いは最後のステージへ
    竹町 (著者) / トマリ (イラスト)
    発売日: 2025/11/20
    ファンタジア文庫
    試し読みする

みんなのレビュー

  • よっち
    2025/09/21
    王が死にその後継者を選ぶ王座争奪学園。亡都出身の王臣魔法を使えない欠落者の少女バレンシアが、成り上がりで王位を目指す学園ファンタジー。完全な実力主義と投票により生徒たちの中から王が選ばれるはずのシステムで、出自から不当に扱われ理不尽に立ち向かうバレンシア。自分を選んでくれた少年ヨビトに支えられ、落ちこぼれたちで集まった班で傲慢な貴族たちに挑む展開で、足りない部分を努力で補い急成長しながら実績を積み重ね、故郷が滅亡した過去の悲劇の真相も絡めながら、揺るぎない覚悟で立ち向かったその結末はなかなか良かったです。
  • のれん
    2025/09/28
    ネタバレあり
    【酷評】王を特別学生の中から決めるという一風変わった学園ファンタジー。基本的に作者は設定やキャラを物語の役割から逆説的に構成するために、前作同様設定がかなりややこしい。王を決める選考基準とか展開上で疑問に思う点はすべて終盤に一から明かすのも前作同様で、悪癖とも呼べるかも知れない。 が、なにより前回で一番良かった物語の役割から立てたキャラがしっくりこなかった。血統・伝統を徹底否定するヒロインに対し、伝統や失った過去にアイデンティティを乗せたキャラたちが彼女の主張を受け入れる構図が、少々独善的。(1/2)
  • 真白優樹
    2025/09/22
    王が死に、その後継者を選ぶ為の学園で、選ばれぬ少女が自分を助けてくれた少年を選び始まる物語。―――仕組みの破壊、それは彼女が抱いた平等への夢。 虐げられてきたからこそ、平等にするために。見果てぬ絵空事の為に、仲間を集めたり敵貴族と激突したりしながらも頑張る物語であり、それぞれの思いが混じり激突する先に、ひとつの結末が待っている物語である。一つ確かな成果を刻み、王としての可能性を見せて。再び王とその家臣になった二人は、玉座へと辿り着くことはできるのだろうか。 次巻も勿論楽しみである。
  • 日坂愛衣
    2025/09/22
    ネタバレあり
    期待以上とは言えませんでしたが、4年前のデビュー作と比べて、ほんの少しながら確かな進歩を感じさせる作品でした。 主人公側も敵対者側も、ややテンプレート化していて深掘りされていない工具人的なキャラクターが目立ったこと(とはいえ、ページ数の制限はありますし)、一巻で起承転結をつけるために剧情の展開がどうしても駆け足になってしまったことは否めません。しかし、逆の見方をすれば、新人賞作品として見た場合、「たとえ一巻で打ち切られても物語として完結している」という重要な長所は確実に達成していると言えるでしょう。
  • リク@ぼっち党員
    2025/10/01
    ネタバレあり
    かなり設定もりもり。入学前に巻き込まれた事件からの縁から始まる、きな臭さ満載の学園生活。タイトルに反してバレンシアは暴君とは正反対な性格をしている。過去に理不尽な目にあい、学園でも目をつけられているにも関わらず、真っすぐさを失わないのはすごい。目的も国の人間からすれば邪道でも、理不尽にさらされた身でそれを述べるのは大事だと思う。更に経験を積んでその考えを改められる柔軟性もある。王の資質は確かに感じた。優しすぎるこそ上に立つために暴君になる必要があるのかもしれないけど。どうなっていくのか。