殺し屋JKとハンバーガー
発売日 :
2025/09/10
『仲良し』JKの裏の顔は、駄弁りながら悪い奴らを始末する殺し屋!?
これは少し変わったアルバイトをする『仲良し』JKチドリとツバメのちょっぴり愉快なお話です。
「やっぱり育ちの良さってのは笑い方に出ると思うね! ……そういえば私、ツバメの笑顔ってまだ見たことないかも」
「楽しくなければ笑いませんから」
「……ああっ、あっ!? ノンデリ発言っ! まるで私と駄弁ってる時間が楽しくないみたいだろっ! スマイルよこせ!」
「しょうもな……ほらチドリさん、早くこの人たちを片付けますよ」
二人で無駄話して、しょっちゅう喧嘩して。もちろんきちんと仕事もこなして。最後にはハンバーガーを食べる、そんな彼女たちのお話。殺し屋としても女子高生としても完璧になりたい、彼女たちの青春の一幕。
「やっぱり育ちの良さってのは笑い方に出ると思うね! ……そういえば私、ツバメの笑顔ってまだ見たことないかも」
「楽しくなければ笑いませんから」
「……ああっ、あっ!? ノンデリ発言っ! まるで私と駄弁ってる時間が楽しくないみたいだろっ! スマイルよこせ!」
「しょうもな……ほらチドリさん、早くこの人たちを片付けますよ」
二人で無駄話して、しょっちゅう喧嘩して。もちろんきちんと仕事もこなして。最後にはハンバーガーを食べる、そんな彼女たちのお話。殺し屋としても女子高生としても完璧になりたい、彼女たちの青春の一幕。
- レーベル: 電撃文庫
- 定価: 792円(本体720円+税)
- ISBN: 9784049164701
電撃文庫の新刊
みんなのレビュー
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オセロ2025/09/1739まぁ、それなり。 バディものとして王道とも言えるストーリーにシリアスとコメディが絡み合う展開は好印象でしたが、チドリの特殊能力とも言える設定などが若干引っかかりを覚える。とは言え終盤の爽快感は良かったので、続きがあれば読みたいです。
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よっち2025/09/1023父親の借金のせいで7歳の頃から殺し屋として生きてきたハンバーガーを愛するJKチドリが、師匠のマチルダからJKツバメを相棒として紹介されるバディアクション小説。最初は反発しながらも、自称チドリのライバル・メジロとの戦いの中で、タイプの違うツバメを相棒として認めていく展開で、JKが依頼の殺人をためらわずどんどん仕事をこなす姿は意外と殺伐としたストーリーですが、だからこそクイバを満喫する彼女たちの姿が効いていて、1人では乗り越えられなかった危機的状況を力を合わせて乗り越えてみせたその結末はなかなか良かったです。
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アウル2025/09/1713ネタバレあり別の出版社ではラブコメを書いてる作者が電撃では結構ハードなものを書いたなといった感想。ハンバーガをこよなく愛すチドリと家庭の事情からコンビを組む事となったツバメとのバディもの。序盤の仲が悪いながらもうまい事連携して依頼をこなすのも良かったけども互いに信頼してからの関係性が良かった。終盤が結構ごり押し感があったけれども全体的には楽しめた作品だったな。読んでたらマクドが食べたくなったw
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真白優樹2025/09/1013仕事後はファーストフード店で駄弁るのが好きな殺し屋の少女が、相棒となる少女に出会い始まる物語。―――ささやかな幸せを守る為、悪は残らず必殺で。 一皮むけばきな臭さと血生臭さ満載な世界観をポップに味付けている物語であり、女子2人が時にぶつかり合ったりしながらも相棒同士として任務に挑む、真っ直ぐなバトルアクションも見所である物語である。不自由から不自由へ、だけど自由へ。新たな立場へ鞍替えした二人は、どんな殺しに挑んでいくのか。その先をもう少し見てみたい次第である。 次巻も勿論楽しみである。
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日坂愛衣2025/09/1013ネタバレあり最初はただの普通のJKおしゃべり漫才劇かと思っていたが、蓋を開けてみればバトル部分の比重が予想外に高く、様々な駆け引きも王道で描かれている。いくつかの「逆転のまた逆転」はほぼ予想通りの定番ではあったが、幸い、猿渡先生も長年書いているベテランなので、日常の騒がしい漫才シーンも非日常の命懸けの搏闘シーンも、どちらも堅実に書き込まれており、最後まで目が離せなかった。とんでもない展開(某黒幕の結末など)もあるにはあったが、多少の論理を捨てて読者が読んだ時の爽快感を選んだのも悪くないと思う。
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