魔法科高校の劣等生 夜の帳に闇は閃く 3

発売日 : 2025/09/10
闇を駆ける黒羽の双子だが、文弥に春の訪れが……?
 2099年6月10日、文弥と亜夜子は19歳の誕生日を迎えた。達也や深雪、リーナにお祝いされ、束の間の休息を楽しむ文弥たち。
 だが、黒羽家の東京拠点を任されるふたりに新たな任務が。人さらいが増加しているため、文弥が調査へ向かうと、魔法大学に通うロシア系ハーフの阿部ミラがさらわれている現場に遭遇する。文弥は難なくその場を対処する。
 ミラは四葉家の遠い親戚で、旧ロシアの大富豪の愛人の子孫だったため、今後もロシア人に狙われる可能性が高い。
 そのため、文弥と亜夜子が護衛につくのだが、命の危機を助けてもらったこともあり、ミラの文弥への態度がどこかぎこちなく……?
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 792円(本体720円+税)
  • ISBN: 9784049165883

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みんなのレビュー

  • こも 旧柏バカ一代
    2025/09/12
    かつて自身達が潰した外国組織の影響で、学友が誘拐事件に巻き込まれた。その学友を助けに入った文弥に、、それで文弥に春と言うが。いや、本人思いっきり戸惑ってるぞ?さらに周りはアレはダメだと言う。その基準が「達也の力になれるか」え?そこなの?w
  • よっち
    2025/10/16
    19歳の誕生日を迎えた文弥と亜夜子。文弥が魔法大学に通うロシア系ハーフの同級生・阿部ミラがさらわれる現場に遭遇するスピンオフ第3弾。人さらい事件の調査の過程で同級生ミラを救い、そこから彼女を狙うロシアマフィアだったり公安と内情の内部抗争に巻き込まれていく展開で、禍根を立つべく動く双子姉弟が護衛する動きを見せる中で、ミラも難しい境遇にあるキャラでしたけど、公安に出向していた空澤と亜夜子の関係性、双子の母や部下の伴野涼、ミラの友人ルナといった存在も効いていて、テンポよく進むストーリーはなかなか面白かったです。
  • りざーどん
    2025/09/17
    ネタバレあり
    表紙の文弥君かっこいいやんけ!って思ったら鈴さんかい! いやー。やっぱり文弥君主人公で良くないか。諜報に秀でていて、組織統制もできて、お兄様よりかっこいい。 亜夜子さんにからかわれて顔を赤らめたりするのもずるいし。 ただあのデートコーデはやりすぎや。ミラちゃんより可愛くなってたんやないかな笑 空澤さんや庄司さんにヴォルデモートみたいに扱われている本編主人公に笑いました。 今回はナッツチームの活躍が見れなくて残念でしたが黒羽の双子の活躍が最高でした!
  • どんぐり@京都の何処かで
    2025/10/19
    黒羽姉弟の会話はテンポが良くで、毒も入ってるから好きですね。今作品は珍しく作者のちょっと長めの説明もなくサクサクとストレスフリーでお話が進んでいくので気持ちよく読了。
  • nishiyan
    2025/09/21
    東京で頻発する人さらい事件の調査中にロシア系ハーフの同級生ミラを助けた文弥。ある事情を抱えたミラの護衛に亜夜子も駆り出されて…という本巻。今回の事件は文弥の次期当主への試験、亜夜子と空澤の関係進展といった趣きの内容。姉弟の母・亜弥は不穏な登場の仕方で、面倒くささが倍増している感じだが、文弥の恋愛パートはまだ先になりそう(笑)。亜夜子の理想の男性像が明かされたのは興味深いが、家の事情や理想に振り回されることなく、今の感情に忠実になって欲しいなと思ってしまった。ロシア絡みの話はまだ続くのかしら。次巻が楽しみ。