友達以上浮気未満のカノジョたち
発売日 :
2025/08/20
この関係は決して不純じゃない……でも、地元のカノジョには言えない
「すきだよ。大好き」「私、遠距離なんかで絶対別れないから」
緑屋四季には恋人がいる。
才色兼備なお嬢様で四季が大好き。そんな彼女を置いて四季は上京することになるのだが――
「四季くんは私がいないと困るよね」
「あたし、好きな人にしか話しかけないんですよ~?」
「えへへ。しーくん久しぶり」
入学先で四季は三人の女生徒と出会う。
優しく世話焼き気質な桜庭春、
明るくこちらをからかってくる夏川葵、
学校で再会を果たした幼馴染の秋晴涼。
孤立気味だった四季と近しい悩みを持つカノジョたちに好意を抱かれ関係が深まっていく。
四季に恋人がいると知ってなお――べ、別に浮気とかじゃないから!
緑屋四季には恋人がいる。
才色兼備なお嬢様で四季が大好き。そんな彼女を置いて四季は上京することになるのだが――
「四季くんは私がいないと困るよね」
「あたし、好きな人にしか話しかけないんですよ~?」
「えへへ。しーくん久しぶり」
入学先で四季は三人の女生徒と出会う。
優しく世話焼き気質な桜庭春、
明るくこちらをからかってくる夏川葵、
学校で再会を果たした幼馴染の秋晴涼。
孤立気味だった四季と近しい悩みを持つカノジョたちに好意を抱かれ関係が深まっていく。
四季に恋人がいると知ってなお――べ、別に浮気とかじゃないから!
- レーベル: ファンタジア文庫
- 定価: 858円(本体780円+税)
- ISBN: 9784040760162
ファンタジア文庫の新刊
みんなのレビュー
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まっさん2025/09/1722ネタバレあり★★★★★ 「すきだよ。大好き」「私、遠距離なんかで絶対別れないから」 緑屋四季には彼女がいる。とびきり美人で学業優秀、将来は親が経営する県内一の病院を継ぐであろう俺には勿体ないくらいの彼女。そんな彼女をおいて上京する事になった四季は、彼と同じように様々な理由から、周りから一歩離れた立ち位置にいる美少女たちと知り合う事に。これは浮気じゃない。だって彼女たちとはあくまで友達なのだから。異常に距離感の近い後輩、誰にでも分け隔てなく優しさを振る舞いながらも自信には素の一面を見せてくれる先輩、そして学校で再会を→
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よっち2025/08/2222才色兼備なお嬢様で大好きな冬城由奈を置いて上京した四季。遠距離恋愛中な彼の、不純ではないけれど地元の彼女には言えない関係を描いた青春小説。料理スキルの低さゆえに料理部に入部した四季が出会う、明るくこちらをからかってくる後輩の夏川葵、優しく世話焼き気質な同級生の桜庭春、再会を果たした幼馴染の秋晴涼。三者三様の出会いと積み重ねていく関係性があって、一方で大好き過ぎる四季には見せられない由奈の悲壮な覚悟と不安があって、ヒロインたちが四季のことをだんだんと意識していくからこそ、いろいろと面白くなってきそうですね。
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のれん2025/08/2220ネタバレあり不純愛(浮気系)ものもインフレの時代が来た。つまりハーレム系だ。 遠距離恋愛中の主人公が助けていく生きづらい女の子たち。深刻な虐めを受けた過去があったり、困窮する生活でセクハラを受けたり、天才肌故に理解者が少なかったり、そういった女の子たちが希望たる理解者に危ない恋をする。 主人公が結構積極的に動いていくくせに、俺彼女いるからでやりすごそうとするのがコスいですね。実は重い遠距離彼女にもやんわり不満を持っている所がリアル。人間誰しも弱いから罪を犯してしまう。まだこのジャンルには金鉱があるようだ。(1/2)
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わたー2025/08/2319★★★★★面白かった。新作が出るたびに言っている気もするが、飴月先生史上最高傑作と言っても過言ではない。親が転勤族だったことで幼いころから転校を繰り返してきた主人公。元の学校で付きあっていた恋人とは遠距離恋愛になったものの、破局せずに仲を深めていた。だが、主人公は特別に仲の良い3人の女の子ができてしまって…と始まるラブコメ。もうね、序盤から情緒をめっためたにされて何度叫びだしたいのを堪えたことか。いや何回かSNSにも漏れ出ていたような気もするが、そうでもしないととてもじゃないけど読み進めることができない
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真白優樹2025/08/2415将来を誓い合った彼女を置いて東京に引っ越した少年が、問題を抱えた少女達を助けて始まる物語。―――救った想いは深みへと、懇々と泥沼へと。 主人公の真っ直ぐな思いがヒロインを救う、そこまでは良い。しかしその主人公には既に彼女がいる、という展開が不純と魔合成させていく物語であり、気持ちはわかるからこそ鮮烈な思い迸る、丁度良い重さが見所である物語である。貴方じゃなきゃ嫌だ、と動き出す気持ち。彼女は傍に居ない中、奪い取ろうと走り出す気持ち。果たして少年は誓った想いを守れるのか。 次巻も勿論楽しみである。
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