ミネルヴァと智慧の樹 始原
発売日 :
2010/07/10
電撃文庫の新たな扉を開く、時空を越えた理(ことわり)を巡る物語。
「世界の真実とか、自分が生れてきた意味とか、そんなことを考えても無駄なだけ」。
“二十歳を過ぎた余生”をただ平穏に過ごそうとしていた大学生の森本慧。しかし彼の人生は、ある日突然一変する。世界の知を司る一枚の絵画、400年前に生きた錬金術師達の思念、そして美しき智慧の女神。慧の毎日は、理解しがたい出来事に満ち溢れ、やがて慧自身が、史実の改変を巡る歴史的な事件に関わることに……。これは時空を超えた、新たなボーイ・ミーツ・ガール・ストーリー。
“二十歳を過ぎた余生”をただ平穏に過ごそうとしていた大学生の森本慧。しかし彼の人生は、ある日突然一変する。世界の知を司る一枚の絵画、400年前に生きた錬金術師達の思念、そして美しき智慧の女神。慧の毎日は、理解しがたい出来事に満ち溢れ、やがて慧自身が、史実の改変を巡る歴史的な事件に関わることに……。これは時空を超えた、新たなボーイ・ミーツ・ガール・ストーリー。
- レーベル: 電撃文庫
- 定価: 649円(本体590円+税)
- ISBN: 9784048686563
電撃文庫の新刊
みんなのレビュー
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miroku2018/05/2427この世のありようを定める知恵の樹を巡る暗闘は、ゲーテの『ファウスト』をなぞる。なんとも趣のある作品だ♪
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KEI2010/07/1812購入。悪くないと思うんだけど…人を選ぶなぁ。大学生が主人公だし、MW文庫で出してもいい、と思ったけど、所詮ライトノベルの域は出ていない。正直、わからない。としか言えない(苦笑)
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ソラ2018/04/157【再読】
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吉岡2014/09/105ナロード・ニキの結果は現実認識における死。虚無主義に陥った人間の末路は超人か死か?多くの人間が死へと恋焦がる、重要なのは自己の命の無価値を図った人間の死に方だ、首をつるもよし、自殺テロもよし。閑話休題。本書の素敵なところは現実認識から死への道と、神曲の改変部分。特に神曲の所は良い。本書との出会いはファウストのwikiページ。疑問提起は、この本をファウストwikiの関連項目に入れるべきかどうか...。
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おぜっぴ2010/07/225昨今の風潮、超ライトラブコメの隆盛に反し独特の雰囲気を醸しているのが素敵。残念ながら西洋史やそれに連なる知識はほぼ無いに等しいので、その辺が分かれば更に楽しめそう。この方には多くの作品を世に出してほしいなと。
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