ガ-ルズト-ク狼と魂 境界線上のホライゾン

ガ-ルズト-ク狼と魂 境界線上のホライゾン

発売日 : 2014/11/08
人気シリーズ『境界線上のホライゾン』にサイドストーリーが登場!
「なあ、ミトツダイラ。――三年前の禊祓の時って、何があったんだ?」
 聖譜歴1648年――武蔵アリアダスト教導院は、奥州諸家居留地の依頼で周辺海域の大規模禊祓事業を行っていた。
 昨年武蔵に編入した副会長の本多・正純は知らなかったが、遠江で行われた同様の事業にミトツダイラは浅からぬ因縁があるらしい。
「昔々の事ですのよ? ――私が、総長連合に入ろうとか、銀鎖や銀狼の名を得るよりも少し昔の事」
 三年梅組の中等部時代に起きた怪異騒動。桶狭間の戦いの絡む謎を、女衆が捏造含みの記録をしながらガヤガヤ振り返って事件を追う追憶編!!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 671円(本体610円+税)
  • ISBN: 9784048690393

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みんなのレビュー

  • まりも
    2016/02/20
    境ホラ外伝。ネイト主役で三年梅組中等部時代に起きた怪異騒動について語られる話。当時いないキャラが介入したり、平然と人の回想を改竄しようとしたりと過去編でも好き勝手やらかす辺り、すごく境ホラらしくて面白かったです。今とは違う距離感の武蔵勢を見れたのは新鮮で良かった。中学生だとまだまだ未熟だったんだなぁ。こうなってくると武蔵だけじゃなく、他国の過去編というか、補完的なお話も読みたくなってきますね。とりあえず本編の方を楽しみにしつつ、そこら辺も期待しとこうかな。
  • Yobata
    2014/11/08
    襲ってくる霊体を鎮める禊祓を奥州で行った夜の武蔵に、正純の問いかけによって三年前の遠江での禊祓について語られる。それは銀狼と銀狼に似た境遇を持っていた人物の魂の物語。ホライゾン回想録。武蔵メンバーがそれぞれ話しながら過去を語る形だけど、喜美が勝手に変えたり,ホライゾンが過去に乱入したりとやりたい放題でやはり大人しくないなw中等部3年の頃のトーリ達の話だったけど、乳のすれ違い話から始まるという今と変わらないwネイトもワンコ気質全開でw本当忠犬だし褒美欲しがりのデレデレだよねwアサマチも姉気質ながらも→
  • まるぼろ
    2016/03/01
    本編より三年前、トーリ達が中学生の頃にあったある事件を今の面々が回想したり茶化したりしながら主にネイトが関わった出来事を軸にして綴っていくお話です。各キャラのそれぞれの相手に対しての呼び名が今と結構違っていて、今とのそれぞれの相手への距離感、特にトーリと浅間とネイトの関係が今の形に構築しだしていく始まりの頃だったのかな、と思いながら割と興味深く読んでました。朝比奈・元智というネイトと近い境遇にいた相手を主にネイトが頑張って禊ぐという展開は良かったな、と。このシリーズも次巻が出ているので早い内に読もうかと。
  • 緋莢
    2022/10/14
    ネタバレあり
    サイドストーリー。なので、1巻完結ですし、何より薄い(一般的なライトノベルと比べるとやや厚いですが。本編の方が、平気で2倍超え、時に3倍近いページ数だったりするので)三年前の中等部時代を書いており、主役はネイト・ミトツダイラ。検索結果が<MURIです:by神>とか、浅間とネイトのアンジャッシュ状態なやり取りが、ひどいなぁ…神道の言霊で念じながらある事をする馬鹿もひどい。 そんな馬鹿とネイトが遠江で…そのエピソードと、それを思い出した現在のネイトの気持ちが良かったです。 サクッと楽しめました。
  • ドル箱
    2015/01/02
    感想いこう。ふ~ん、桶狭間の戦いの登場人物をそう「使ってくるか」と感じました。1人は結構有名ですが、もう1人は実にマイナーな人物。史実文献でもよく読んでいないと解らない人物だが、よく勉強している。プロットも上手く収め、未来への布石も書かれている所に、最初から、この設定があったのかな?と思いました。良い学術書(歴史文献)で、ガールズトークというより歴史解説に近いものだと感じ受けれました。あと、豆知識で、本当に富士山山頂に浅間神社の祭壇があり、お賽銭箱までありますよ。興味があるなら登頂して下さいな。