人形たちの夢 後篇
発売日 :
2012/11/10
少女と人形と魔術師の物語、完結。
アルタシアを連れ出したことで誘拐犯として追われるエオノーラたちは、意外な助けを得られたこともあり、なんとか用意された隠れ家に辿り着けたのだが…。第14回電撃小説大賞<金賞>受賞作家・水鏡希人、最新作。
- レーベル: 電撃文庫
- 定価: 759円(本体690円+税)
- ISBN: 9784048869423
電撃文庫の新刊
みんなのレビュー
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たこやき2012/12/135逃げるエオノーラと、それを追う諸勢力という構図で展開する後篇。終わってみると、結構、小さな物語なのだけど、伏線の回収がしっかりしているのと、前篇で国の歴史・情勢などをこれでもかと描いているので不満はなし。歴史上の事実として、ある人物のちょっとした行動が大きな変動の原因に、となる例はいくつもあるだけに、本作もそういうところを描きたかったのだろうと納得できるほどに。まあ、ヒロインであるエオノーラの行動が猪突猛進というか、行き当たりばったりなので、ツッコミどころはあるのだけど、こういう雰囲気の作品は好きなので許
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ごぅ。2019/10/284囚われと脱出繰り返しの度、繰り出されるカードと明かされる真実。一つずつ淡々と終わっていった感。アルタシアという少女一点に絞った世界だったので尻上がり的に良かったと思う。あとがき読んで、文体は元々なのだとわかった。
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まつりか@積読本ゆるっと消化中2013/01/071前編よりも読みやすかった。あの子の事については、想像通りに事が進んで、読後感も良かった!魔術戦、後編のほうがすんなり読めたのは、対魔術師だったから?前編のイマイチさが払拭された後編でした。政治が絡むと歴史が動く。人間くさくて妙にリアルな内容も読んでいて小気味良さを感じた。
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あむちぃ2012/12/081ようやく読了。ちょっと疲れた(;´д`)
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如月2012/12/071ラノベ脳の私には、なぜラノベで出したのかよく分からない内容でした。受賞作「君のための物語」の流れからだと思うが、メディアワークス文庫に移籍させてもいいのではないかと思う。
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