6
発売日 :
2012/02/10
動き出す“始まりの六人(ディー・ゼクス)”――「6」が意味するのは!?
不思議な少女・有紗と出会ってから人間が焼死する怪事件に巻き込まれてしまった山本彦馬。そんな彼を救ったのは女刑事・北林花姫――10年前、6人の超能力者を造り出した「シックスデイ事件」の生き残りだった。
- レーベル: 電撃文庫
- 定価: 715円(本体650円+税)
- ISBN: 9784048863391
電撃文庫の新刊
みんなのレビュー
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コリ2012/04/0525タイトルやあらすじに惹かれて購入。予想以上に面白かった!淡々と、だが確実にジワジワと引き込む様な雰囲気が良かった。過度な萌えやハーレム要素が無いのもグッド。キャラも魅力的。そして花姫を姐さんと呼びたい!ラノベでビールと銃が似合うヒロインってのもなかなか新鮮(笑)彦馬は「7人目」になってしまうんじゃないかとヒヤヒヤする。残りのゼクスがどんなキャラで、どんな能力かとても気になる。早く続きが読みたいな。
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ヤギ郎2017/11/309マッドサイエンティストによって改造された六人の少年少女を中心に事件が起こる物語。といっても,実質登場する改造人間は六人の内三人。物語はおもしろいし,一応は一件落着しているのだが,続きがないと消化不良になる。作者の文体を楽しむと思って読むといいだろう。
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ソラ2012/03/049不思議な雰囲気を持つ少女・間宮有紗と街で出会ってから、人間が発火するという不可解な事件に巻き込まれてしまった心優しい少年・山本彦馬。怪事件が周囲で起きることから警察に容疑者扱いされる彦馬だったが、そんな彼を救ったのは、女刑事・北林花姫―シックスデイ事件の生き残りだった。過去、あるマッドサイエンティストが、新人類を造ろうと起こした誘拐事件により歪められてしまった6つの人生。そして、特殊能力を持った“始まりの六人”。十年の時を経て動き出した「6」に纏わる者たち。その目的は過去への復讐か、それとも…。
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た〜2012/10/129キャラ魅力的だし話もしっかりしているけれど、逆にキャラの活躍が目立たないかもしれない。
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たこやき2012/04/259久々の著者の作品。雰囲気としては、著者のデビュー作に似た印象。ひっくり返しについては、それほど意外性はないのだが、異形の力を手にした、という少女に疑惑が集中する中、「あの娘が?」という主人公の疑念に素直に同調することが出来た。物語的には、ひとつの事件が解決しただけで、まだまだ全面解決には程遠い状況。続編に素直に期待。
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