電撃文庫の新刊
みんなのレビュー
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ソラ2008/11/093内容(「BOOK」データベースより) 街には、人の目には見えない境界がある。ふだんは塞がっているが、ときに思いがけない場所でその暗い口を開き、迷える人間を「向こう側」へと誘い込む。そして今日も、ひとりの女子高生が忽然と姿を消す―。心配をした友人の山村奈緒子は、桜野ミチルに相談をもちかける。美少女でありながら粗暴なミチルは、奈緒子を、ある少年のもとへと連れていく。少年の名は、諏訪守。古来より境界を見張りつづけてきた者たちの末裔―街の防人。奈緒子の話を聞いた守は「向こう側」をめざし、動き出す。
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ソラ2021/07/242【整理・再読】
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すかわら2014/08/281登場人物たちが『あちら側』へ行ってしまい、『こちら側』へ戻ってくるお話。今のところ中編連作。 とても面白かった。燃えるわけではない。萌えるわけでもない。だが現代伝奇として、ものがなしくも優しく仕上がっていた。幻想的な雰囲気を生み出す描写と演出が一番に、ホームズ型のキャラ配置と事件への関わり方がしっかりしているというのが次に、優れた点だった。続編や、この作者の他作品を読みたいと思わされた
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鰐雨2014/05/190積読消化で2巻を読む前に再読。街の各所にある、アチラとコチラの境界を守る防人のお話。1話と2話は似たような展開のお話で、防人の仕事紹介と云う感じ。3話も似たような展開かと思いきや、ギョッとする結末。面白くはあるけども、全体的に盛り上がりに欠ける展開で記憶に残らない。通りですっかり忘れているわけだ。結末くらいは覚えていても良さそうなものだけども……。だが暴力美少女ミチルは良いヨネ。
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しゅう2013/02/040読了。タイトルにある「繭の少女」と思われる、表紙に書かれた黒髪の少女の出番がほとんど無いため、どういうつながりになるのか、全く想像出来ない。人と人との縁が作品のテーマなのに。
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