MW号の悲劇 電撃コラボレ-ション
発売日 :
2008/09/10
電撃文庫創刊15周年企画「電撃コラボレーション」文庫化第2弾。気鋭の作家&絵師による競演。カバー裏に、佐藤辰男氏による「「MW号の悲劇」によせて」掲載。
- レーベル: 電撃文庫
- 定価: 649円(本体590円+税)
- ISBN: 9784048672177
電撃文庫の新刊
みんなのレビュー
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ビスコ2015/11/116「午後9時、非常ベルが鳴った──」をキャッチコピーとして、沈みゆく豪華客船・MW号を描くアンソロジー。各人が描く「その時」のMW号(何人か後日談もあるけど)も各人のキャラが出ていて面白いが、恐らく読み所は成田先生によって全てがまとまる部分。個性が強すぎ、バラバラで、挙げ句には一つにまとめることすら難しそうな10編(※成田先生の二作を除いて)を、見事にまとめあげたものだなあ…… 個人的なお気に入りは簾ハゲと柄杓。
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凛2014/03/076ネタバレあり豪華客船の沈没事件を群像劇風に描いたコラボ作品。読むのにものすごく時間がかかった。ラストに成田良悟の文字が無ければ挫折してた…。個性派キャラ達を楽しめたのは良かったけど、物語の交錯もすれ違い程度で結局同じようなストーリーを何回も読でる気分だった。時雨沢さんだけ一味違った視点で記憶に残った。あとたこ焼き器と大根とひしゃくが何気にツボだった。読むのは大変だったけど“電撃派”の作家陣を一度に読めたのは良かったのかもしれない。
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ソラ2010/07/015内容(「BOOK」データベースより) 6月18日午後9時、南洋を航行中の豪華客船・MW号を異変が襲った。静寂を劈いてけたたましく鳴り響く悲常ベル。それは事件が事件を呼ぶ、波乱の幕開けに過ぎなかった―。さまざまな思惑と陰謀が渦巻き絡まり合う、MW号の運命は…!?「電撃hp」で好評を博した「電撃コラボレーション」、幻の通販本「電撃h」「電撃p」に掲載の短編も大量収録してお贈りする、電撃コラボレーション文庫化第二弾。
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寒っ!!2016/05/304海賊になった後のすだれ係長の活躍を見たかった。面白くないのも多かったけど読めるのもあった感じ。
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椎名2015/05/224別の生き物のように海面に出ていた蛸の足(短編)が、成田によって一つの生き物だったと理解させられる……そんな感じでしたね。纏める技術は流石。カバー裏、他の方の感想を見て初めて気付きました。
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