空ろの箱と零のマリア 3

発売日 : 2010/01/10
爽快なる先鋭系。不敵な青春群像を描く御影瑛路のシリーズ第3作。
「お前、“O”と関わっているだろ?」
 クラスメイト・大嶺醍哉が、星野一輝に向かって発したその言葉は、新たな“箱”への入り口だった。 気づけば一輝は音無麻理亜と共に、“騙し合い”のゲーム──『王降ろしの国』のプレイングルームにいた。中世風の職業に就き、一度の面談を介し行われるそのゲームの勝利条件は、他プレイヤーを殺して生き残ること──。つまりこれは、“殺し合い”にまみれた狂気のゲーム。 “箱”に願い、この空間を作り上げた“所有者”の正体とは……? 緊迫の第三巻!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 671円(本体610円+税)
  • ISBN: 9784048682756

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

電撃文庫の新刊

  • 安達としまむら 13
    NEW
    安達としまむら 13
    高校生活、最初で最後の文化祭がはじまる。
    入間人間 (著者) / raemz (イラスト) / のん (キャラクターデザイン)
    発売日: 2025/11/08
    電撃文庫
    試し読みする
  • あなた様の魔術【トリック】はすでに解けております 裁定魔術師レポフスキー卿とその侍女の事件簿 2
    NEW
    あなた様の魔術【トリック】はすでに解けております 裁定魔術師レポフスキー卿とその侍女の事件簿 2
    メイドの観察眼、魔都においても曇りなし――極上の魔術ミステリ第2弾!
    白金 透 (著者) / 天野英 (イラスト)
    発売日: 2025/11/08
    電撃文庫
    試し読みする
  • 陰キャの俺が席替えでS級美少女に囲まれたら秘密の関係が始まった。 3
    NEW
    陰キャの俺が席替えでS級美少女に囲まれたら秘密の関係が始まった。 3
    今度は後輩美少女に秘密を握られまして……。
    星野星野 (著者) / 黒兎 ゆう (イラスト)
    発売日: 2025/11/08
    電撃文庫
    試し読みする
  • エルフの渡辺 3
    NEW
    エルフの渡辺 3
    日常とファンタジー、二つの世界が歩み寄る。
    和ヶ原聡司 (著者) / はねこと (イラスト)
    発売日: 2025/11/08
    電撃文庫
    試し読みする
  • 狼と羊皮紙 新説狼と香辛料 13 羊たちの宴
    NEW
    狼と羊皮紙 新説狼と香辛料 13 羊たちの宴
    聖職者コルと賢狼の娘ミューリの世界を変える冒険譚、堂々完結!
    支倉凍砂 (著者) / 文倉十 (イラスト)
    発売日: 2025/11/08
    電撃文庫
    試し読みする

みんなのレビュー

  • まりも
    2015/04/21
    醍哉の「箱」によって始まった王降ろしの国というゲームで一輝、マリアを含めた6人が殺し合いをする事になる話。今回は上下巻構成の上巻部分でしたが、それでも十分面白かったです。謎に満ちた序盤に始まり終盤まで一気に駆け抜ける疾走感と真相の明かし方が素晴らしいわ。疑心暗鬼の状況での騙し合いは緊迫感があるので一気に惹きこまれました。毎回違ったシチュエーションを用意して楽しませてくれる辺りも良いですね。マリアに頼るのではなく、彼女を護ろうと決意した一輝の行方はどうなるのか。次巻も楽しみです。
  • ゼロ
    2011/01/27
    【王降ろしの国】というゲームをやることになった星野一輝たち。六人で行われる狂気のゲーム。毎度毎度、構成力の高さには驚かされるし、ループモノを書かせたら、誰にも負けそうない力がある。シチュエーションを変えると、プレイヤーの駆け引きが大きく変わるのも面白かった。それでいて、今回は前フリで、解決編は次回。ゴスロリな服にも萌えたけど、次回が楽しみで仕方がない作品。また読み返してみよう。
  • 秋月
    2012/01/21
    えぐかった。巻を重ねるごとにえぐさが増してる気がする。一回目の醍哉のターンの圧倒的勝利には感嘆した。しれっとあれだけの大嘘をぺらぺらと吐けるものだなぁ、と。恐ろしい奴ですな。一輝が醍哉に勝てる気がしないんだが。会長さんも、かっこいい女の子だと思った。前篇なので、続きが凄く気になる。
  • ハルクイン
    2016/01/07
    繰り返される殺人ゲーム『王降ろしの国』。ここにせめて心音がいなくて良かった。冒頭の日常シーンでの心音や茂木さんが癒し。そして、まだこの巻では謎が提示されているだけなので、『王降ろしの国』の解決編だろう次の巻を早く読みたい。
  • 晦夢
    2014/05/17
    上下巻やったんか。醍哉の箱によって始まったゲーム、王降ろしの国。閉じられた空間で6人のプレイヤーが殺し合うゲーム。最高に好みな内容! 悠里可愛い、こういうキャラ大好き。一ついうなら、主人公が絶対に殺さないという制約が…もっとアクティブな主人公のが好きだからな。