空ろの箱と零のマリア 3

発売日 : 2010/01/10
爽快なる先鋭系。不敵な青春群像を描く御影瑛路のシリーズ第3作。
「お前、“O”と関わっているだろ?」
 クラスメイト・大嶺醍哉が、星野一輝に向かって発したその言葉は、新たな“箱”への入り口だった。 気づけば一輝は音無麻理亜と共に、“騙し合い”のゲーム──『王降ろしの国』のプレイングルームにいた。中世風の職業に就き、一度の面談を介し行われるそのゲームの勝利条件は、他プレイヤーを殺して生き残ること──。つまりこれは、“殺し合い”にまみれた狂気のゲーム。 “箱”に願い、この空間を作り上げた“所有者”の正体とは……? 緊迫の第三巻!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 671円(本体610円+税)
  • ISBN: 9784048682756

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みんなのレビュー

  • まりも
    2015/04/21
    醍哉の「箱」によって始まった王降ろしの国というゲームで一輝、マリアを含めた6人が殺し合いをする事になる話。今回は上下巻構成の上巻部分でしたが、それでも十分面白かったです。謎に満ちた序盤に始まり終盤まで一気に駆け抜ける疾走感と真相の明かし方が素晴らしいわ。疑心暗鬼の状況での騙し合いは緊迫感があるので一気に惹きこまれました。毎回違ったシチュエーションを用意して楽しませてくれる辺りも良いですね。マリアに頼るのではなく、彼女を護ろうと決意した一輝の行方はどうなるのか。次巻も楽しみです。
  • ゼロ
    2011/01/27
    【王降ろしの国】というゲームをやることになった星野一輝たち。六人で行われる狂気のゲーム。毎度毎度、構成力の高さには驚かされるし、ループモノを書かせたら、誰にも負けそうない力がある。シチュエーションを変えると、プレイヤーの駆け引きが大きく変わるのも面白かった。それでいて、今回は前フリで、解決編は次回。ゴスロリな服にも萌えたけど、次回が楽しみで仕方がない作品。また読み返してみよう。
  • 秋月
    2012/01/21
    えぐかった。巻を重ねるごとにえぐさが増してる気がする。一回目の醍哉のターンの圧倒的勝利には感嘆した。しれっとあれだけの大嘘をぺらぺらと吐けるものだなぁ、と。恐ろしい奴ですな。一輝が醍哉に勝てる気がしないんだが。会長さんも、かっこいい女の子だと思った。前篇なので、続きが凄く気になる。
  • ハルクイン
    2016/01/07
    繰り返される殺人ゲーム『王降ろしの国』。ここにせめて心音がいなくて良かった。冒頭の日常シーンでの心音や茂木さんが癒し。そして、まだこの巻では謎が提示されているだけなので、『王降ろしの国』の解決編だろう次の巻を早く読みたい。
  • 晦夢
    2014/05/17
    上下巻やったんか。醍哉の箱によって始まったゲーム、王降ろしの国。閉じられた空間で6人のプレイヤーが殺し合うゲーム。最高に好みな内容! 悠里可愛い、こういうキャラ大好き。一ついうなら、主人公が絶対に殺さないという制約が…もっとアクティブな主人公のが好きだからな。