天穹のカムイ

発売日 : 2010/01/10
初恋の少女は、機械の羽を持った『神さま。』だった。
神さまが人間の願いを叶えるとしたら、神さまの願いを叶えるのは誰なんだろう──。
 タケルは、夢の中でしか会えない少女に恋心を抱く中学2年生。ある日戦渦に巻き込まれた彼は、“天使”に囲まれ舞い降りる、機械の羽を持った少女に助けられる。 「あたしは、タケルの『神さま』だから」 そう言う少女の虹色をした瞳はあまりにも澄んでいて、この天穹(そら)みたいに煌々(きらきら)してた。──この感覚を初恋というのなら。きっと、たぶん、そうなんだろう。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 583円(本体530円+税)
  • ISBN: 9784048682732

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みんなのレビュー

  • ソラ
    2010/01/16
    内容(「BOOK」データベースより) 神さまが人間の願いを叶えるとしたら、神さまの願いを叶えるのは誰なんだろう。タケルは、夢の中でしか会えない少女に恋心を抱く中学2年生。ある日、戦禍に巻き込まれた彼は、“天使”に囲まれ舞い降りる、機械の羽を持った少女に助けられる。「あたしは、タケルの『神さま』だから」そう言う少女の虹色をした瞳はあまりにも澄んでいて、この天穹みたいに煌々していた。―この感覚を初恋というのなら。きっと、たぶん、そうなんだろう。
  • ゴローさん
    2012/10/21
    ハセガワ先生らしい作品でしたね。一から十まで説明するのではなく、読者に考えてもらう為の抽象的な説明がまた良いです。タケルやカンナだけではなくナツミやテツとの距離感も思春期独特の雰囲気が出ていました。しかしラストが切ない…最初からこんな結末しか残されていなかったのかもしれないですが、なんともやり切れない気持ちでいっぱいですね……この気持ちこそこの作品の持ち味なのかもしれませんが。でもこんな気持ちにさせてくれるハセガワ先生の作品が大好きです。
  • 2018/06/01
    やさしくて哀しいボーイミーツガールと書かれてたんですが、最後まで読んで把握。タケル視点で読みましたが、タケルだけでなくカンナやナツミの気持ちも分かる気がしました。互いに願うからこそなんでしょうね。それでも知ることができたなら……とは思いますけれど。"変わらないものなんてない"というのは今なら理解できます。
  • くろう
    2014/12/06
    ネタバレあり
    うーむ。途中まではいい感じだったんだけど、後半が消化不良というか、意味がよく分からなかったというか。何ていうか、残念な感じ。夢の中に出てきた少女と現実世界で出会う。カミとか神威とか設定は凄く好きなんだが物足りない。時代とか舞台が現代風なのになんとなくレトロでファンタジー。戦争、と言ってるけど現実感の無いまま真っ白な世界になって、みんな消えてしまったような終わり方。いっそシリーズものにしてじっくり決着させて欲しかったな。
  • こだま
    2012/07/17
    ちょっと変わったボーイ・ミーツ・ガールでした。ラストが切ないですが、少し短いような気がしました。ぼかした表現と言うのか、あんまり細かくは言及しないところが多く、腑に落ちない感があります。そこは想像にお任せということでしょうか。ごめんなさいとありがとうという言葉が、作者らしい表現だったと感じた。