灼眼のシャナ 10

灼眼のシャナ 10

発売日 : 2005/09/25
ローマ帝国を舞台に描かれる、もう一人の “炎髪灼眼の討ち手” の物語。
16世紀初頭。神聖ローマ帝国でひとつの大きな戦があった。それは決して史書に表れることのない、“紅世の徒”とフレイムヘイズによる、秘された死闘……。その中心には、紅蓮のきらめきを瞳に宿す女がいた。女は“炎髪灼眼の討ち手”と呼ばれ、燃えるような紅い髪を持つフレイムへイズだった……。彼女は何のために、誰のために戦い続けるのか!?先代“炎髪灼眼の討ち手”の活躍を描いた、待望の第10巻!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 627円(本体570円+税)
  • ISBN: 9784840231428

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みんなのレビュー

  • Yobata
    2014/06/07
    ヴィルヘルミナがシャナに教える歌、それは先代“炎髪灼眼の討ち手”マティルダ・サントメールが紡いだ愛の歌だった。彼女が愛の為に生き,愛の為に果てた先の大戦の物語…。先代炎髪灼眼回。これが0巻じゃないんだw16世紀初頭のマティルダ総指揮のフレイムヘイズ団vs“棺の織手”アシズ率いる「トーテン・グロッケ」とのブロッケンでの大戦闘。人間社会の影に埋れた大戦の全容。フレイムヘイズもバルマスケ等の紅世の王達もこんな前から生きて闘争してたんだねwトーテン・グロッケの九垓天秤にあの“虹の翼”メリヒムがいて彼の生前の→
  • nob
    2018/02/23
    このシリーズは久々です。過去編、十六世紀にあった紅世の徒の組織[とむらいの鐘]とフレイムヘイズたちの戦い。序盤が分かりづらくて読むのに時間がかかってしまいましたが、バトルシーンが熱くとても面白かったです。終盤に出てきた螺旋の風琴というと2巻で出てきたおじいさんのことですが、この後に何があり主人公たちの前に現れたのでしょう。V巻と同じように本編に絡んできそうなので楽しみです。
  • 燃え尽きタコ
    2023/05/16
    最初はこのタイミングで知らないキャラばっかの過去編かよって不満タラタラだったけど、幾つもの劇重感情のぶつけ合いが良すぎて面白かった。 アシズ好きだわ。
  • なめロイド
    2014/10/05
    再読。全編通して一番好きかも知れない巻です。単巻で読んでも完成度が高い。自分の意志のために突き進む先代の炎髪灼眼・マティルダ、彼女を愛し理解するがゆえに彼女を止めないアラストール、マティルダへ恋愛一途のメリヒム、マティルダの戦友でメリヒムを愛するヴィルヘルミナ、愛のために全てを賭けるアシズ。彼女らの物語は読んでて心が震えます。固有名詞が多い、過去編だからと読んでない人は本当にもったいないです。この巻を読まずにシャナは語れません。両界の嗣子や大命詩篇など後々への伏線も多数。マティルダの最期の愛の歌が切ない。
  • 王蠱
    2012/06/21
    再読。これはOVAか劇場版やるべきだろ。先代は男前なのにいい女過ぎるまさに「女傑」。