電撃文庫の新刊
みんなのレビュー
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うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)2014/05/3047ネタバレありかつてある小さな組織をまとめていたシマは、ある抗争で妻子と自らの肉体を失った。サイボーグ化手術で一命をとりとめたものの、彼の心が癒されることはなく・・。シリーズ第1弾。サラリと読めました。裏表紙のシマがナツに説教されるイラストがあまりにも可愛くて手に取りました。贅沢を言えば「宝物」の描写がもっとあればよかったかな。シリーズ化されているようなので、とりあえず続きも読んでみようと思います。★★★
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いよ2016/10/149やっと読み終わった!地元図書館にて借りた。大学の文芸部にこれと全く同じ題材、文体で小説を書く人がいて、相性の悪さも何故か同じ。当時の大賞作品や当時あったレーベルを確認していると、受賞に頷ける作品だった。読メのレビューでは感触がいいが、私はまったく逆の評価に…。ナツの設定はよかった。しかし、三人称なのにシマの心情が推測で地の文に入っていたり、機械の体の描写が少ししつこかったように感じた。しかし、文芸部で同じテイストの作品に出会って批評してなければ、たぶんまた違う感想になったと思う。続きは読むつもり。
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ひのえ2014/05/052けっこう面白かった。そんなに暗い話でもなかったし、かといって明るいわけでもなく、その辺の塩梅が丁度よかった。内容もしっかりしていたし、読みやすかった。漢らしいシマには好意を持てたし、ナツの言動も子供らしさと意地があってよかった。ただ、全体としては魅力に欠けてしまうのが惜しいところ。
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ナス隊長2013/01/062一時期、電撃小説大賞の受賞作を全て読んでいた。確か銀賞。猪面サイボーグ化した元やくざのおっさんが、強気で頑固なクリスチャンの少女を守る、レオンやタイガーマスクの香りがする物語。孤児や臓器売買とかなり暗い展開を見せるが、ガタが来てる身体をフル稼働させて頑張るサイボーグ(蒸気機関式だっけ?)おっさんが好感触。イケメンじゃないヒーロー、いいじゃない。自分がKEIさんのイラストを初めてみたのはココかな。
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たろ2014/09/111改めて…表紙の印象通りの作品ですね。途中表現がガチャガチャしますが、それさえ気にしなければ気軽に読める作品だと思います。
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