電撃文庫の新刊
みんなのレビュー
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Natsumi7図書館
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卯月2012/10/022再読。第一話はタイムパラドックスの話。彼女が手紙を書かなかったのなら、その手紙はどこから来たのか。論理的には何も解決していないが、この“取り返しがつかない”感じが好きだ。意外な伏線が回収されるのも○。大照24年=西暦1915年と判明。ヒミカの魔術に期待して何かを依頼すると、望み自体は叶っても、概ね不幸な結末を迎える。そこまで切羽詰まった人間が、最後に“魔女”に縋るからであり、一概にヒミカのせいではないけれど。第三話のヤナセ主任の話は、珍しく爽やかだった。
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m.murasaki2011/08/121戦争っぽさは基本的に雰囲気作り程度なのはかわらないですね。気いなる部分はあるけど、雰囲気は悪くないです。
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永山祐介2003/11/101パイロットになりたかったというヤナセ主任のお話が一番好きでした。これからも、頑張って整備をよろしくお願いします(笑)。
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シナモン0もう手に入れづらいと思うけど、オススメのライトノベルです!空軍にて「魔女」と渾名される凄腕パイロットの「ヒミカ」。しかし、彼女は本物の魔女であるという噂があり…。そんな魔女を頼って依頼人が今日もやってくる。奇譚集って感じの短編集です。どの話も面白く、各話のラストが秀逸。皮肉の利いたブラックな展開が好きならば是非手に取って読んで欲しい作品です。
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