ウィザ-ズ・ブレイン 2 楽園の子供たち

ウィザ-ズ・ブレイン 2 楽園の子供たち

発売日 : 2002/01/25
滅亡へ向かう近未来を舞台に、《魔法士》たちの戦いを描くシリーズ弟2弾!
ヒマラヤ山脈上空2万メートルに浮かぶ極秘の研究施設――そこは自らの肉体を変化させて戦う特殊な魔法士《龍使い》の実験場だった。
 フリーの便利屋《魔法士》ヘイズは、施設に潜入し実験データとサンプルを持ち帰るという依頼を受ける。
 実験体の暴走の可能性を聞かされていたヘイズは、そこに暮らす4人の少年少女の天真爛漫さにとまどいつつも、交流を深めてゆく。
 しかし彼らには、恐るべき秘密が隠されていた……。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 759円(本体690円+税)
  • ISBN: 9784840220125

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みんなのレビュー

  • まりも
    2014/10/29
    1巻とは違う人物たちの話。序盤のファンメイたちの子供らしいやり取りやヘイズのお人よしぶりに癒されただけに後半からの展開はなかなかきました。最後のシャオのメッセージは思わず涙が流れてしまった。切ないけどすごく美しいそんな終わり方だった。現実は残酷で苦しい事ばかりでも生きている限り生きて頑張らなきゃいけない。そんな彼らの姿にここまで惹き込まれたのは前回と違って説明文が少なかったのが大きいですね。メイファンとヘイズの旅はこれからなので錬達とどのように交わるのかが楽しみです。
  • ひめありす@灯れ松明の火
    2012/12/02
    ここは最後の楽園。偽りの天蓋の中の四人の子ども達。辛い事は四分の一、楽しい事は四倍に。明るく元気に。そうして過ごした七年を雷の様に切り裂いた、赤い髪の空賊。芳しき尋問、心と体を戒めるコード、露わになる秘密、小さな小さな二つの恋心、李花の如き口付け。飛べなかった龍と蝶が夢を見た、蒼い蒼い空。そして放り出された世界は決して美しくなく、滅びと限界の待ち受ける所。それでも、少女は生きてゆく。四つの翼に四つの記憶『世界は我らが存在するに値するか。我らは世界に存在するに値するか』それに対する唯一絶対の解を、探しながら
  • 晦夢
    2015/01/21
    前巻とは打って変わって、狭い世界での話。にしても相変わらずひどい世界観。この真相はキツイな。カッコよさと圧倒的な世界観、面白いな。
  • のれん
    2021/08/24
    今作は複数の舞台と主役によるオムニバス形式のようだ。 1巻が死から逃れんとする英雄譚なら、今回は死に追いつかれた後の物語。 生き残ってしまった者は後悔さえ覚束ない。設定自体は当時流行していたSFものであるため、目新しさはない。 しかし、あまりにも丹念に甘酸っぱい少年少女、それに揺れ動かされる純朴な青年を描くことで、どうしようもない後悔が胸に刺さる。 基本的に重くねっとりとした文章であるため、最後までブレない雰囲気に浸かることができるのは今作の最大の長所であろう。
  • nob
    2018/08/31
    前巻とは打って変わって舞台はシティ北京の空中実験施設。何でも屋の青年ヘイズとハリーはそこに住んでいるという「龍使い」を回収する任務に当たる。うっかり捕虜となったヘイズの前に現れたのは施設に囚われた4人の少年少女たち。そしてヘイズと4人の施設からの脱出劇が始まる。1巻よりも好き。二転三転する決戦のシーンのヘイズがトニカク格好いい。親父やシャオロンの遺言を胸に、ヘイズとファンメイの旅は始まるのだが、彼らの進み続ける先に待っているモノとは何だろう。1巻の登場人物たちとの絡みも気になるし、次巻もとても読みたい。