電撃文庫の新刊
みんなのレビュー
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ヴィオラ2018/02/218巨大ロボ+クトゥルー物として、デモンベインにも繋がっていった(のかもしれない)作品として、ある程度の評価は出来る作品だと思うけれど、正直小説として楽しめたかというと微妙な感じ。 なんか急にみんな仲良くなっちゃうのはアレだけど、南極大陸での大決戦!で盛り上がって来ました!…って所で終わっちゃうので、どうしてもポツンと置いてけぼりをくらった感が否めない(^_^;) これは僕個人の好みの問題として、ここまで広げた風呂敷はちゃんと閉じて欲しかったなぁ、と(^_^;)
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いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】2012/03/312**ネタバレ**個人的に、純文学とライトノベル(以下ラノベ)にはそれぞれ異なる長所・短所があると考えています。社会的には扱い辛い"タブー"についても"マンガ小説だから所詮作り話に決まっている"という純文学にはない"色メガネ"こそがラノベの可能性であり長所であると。本作は"這い寄る混沌"がラスボスと、構成こそ読者層に合わせて単純化されておりますが、荒唐無稽、結構!問題発言、結構!私は社会の眼や言論の責任に拘束された純文学と自由なラノベのいわば"良いとこ取り"をした新しい文学を読んでみたいと常々思っています。
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