ウィザ-ズ・ブレイン

ウィザ-ズ・ブレイン

発売日 : 2001/02/25
三枝零一が贈る近未来アクションノベル!
大気制御プラントの暴走と戦争により、人類は滅亡の危機に瀕していた。
 存在の『情報』を書き換えることで、物理法則すら操る《魔法士》の少年、天樹錬は、世界にただ七つ残された閉鎖型都市《シティ》のひとつ、神戸シティに輸送される実験サンプルの奪取の依頼を受けるが、同じく魔法士の《騎士》黒沢祐一に阻まれ、フィアという少女だけを連れ帰る。
 それぞれに守りたい人々のため、ぶつかり合う錬と祐一。しかしフィアには、《シティ》に関する、重大な秘密が隠されていた……。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 671円(本体610円+税)
  • ISBN: 9784840217415

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みんなのレビュー

  • まりも
    2014/10/29
    これは素晴らしい。世界観、設定は難しく視点もコロコロ変わって理解するのに時間はかかるが展開そのものは王道的で読みやすい。大切な恋人を失った祐一と今まさに失いかけている錬。その対比があることで世界を選ぶか、少女を選ぶのかという選択肢に重みが出ているのがとても良かった。印象に残る台詞も多く何もかもがかっこいい作品だな。多少の粗さはあるけど文章に勢いがあるので一気に引き込まれる。次巻も楽しみ。
  • ひめありす@灯れ松明の火
    2012/01/27
    魔法を使えても、変えられない運命があった。あの日青空の下で彼女は笑った。残酷すぎる未来を知った上で。騎士の青年の為灰色の空の下生き抜く為の美しい誓いを残して。I love this Perfect World。青空も愛しい人も失ってもその歌だけは忘れなかった。仮初の七日間。春と雪と空の記憶。消えるはずの幸福な夢。一人と引き換えに、一千万の命を諦めるか。優しい天使が生きたいと泣いたから、悪魔使いの少年は選べないはずの命題を変えた。滅びかけた世界にただ一つのその力に押されて運命の歯車が、音を立てて回り始めた。
  • オセロ
    2023/04/15
    kindle unlimitedにて。 世界観についていけず。自分には合わなかったです。
  • nob
    2018/08/09
    第7回電撃ゲーム小説大賞<銀賞>受賞作。22世紀末、ある事故により世界は永遠の冬の時代に突入、アフリカを地図から消し去った第三次世界大戦終戦後の荒涼とした人類滅亡の瀬戸際を生きる少年少女の物語。フィアを犠牲にしてでも神戸シティというアーコロジーを守りたい祐一と、フィアを守りたい錬の熱いバトル。そして暗躍する陰謀が明らかになるときに神戸シティの命運が決まる。ストーリー、世界観、キャラクターすべてが素晴らしく、とても面白かったです。この1巻は今までに読んだラノベで5本の指に入りますね。次巻も読みたいです。
  • なつきネコ@混乱中
    2015/11/05
    ラノベだけで百冊になるので再読。これ以後の異能物、ラノベSFは影響を受けているのが、この本作には及ばないでるな。たぶん、作者が兵庫出身で、年齢的に阪神大震災の経緯を見たからだろうか。作品的に王道な結末に重い設定、心情を積み上げていいくのがうまい。裕一が恋人を犠牲にして救った街を捨てて十年さまよう。この十年というのがなんとなく理解してしまえる年齢になってしまったから妙に裕一に感情移入してしまう。以前は錬とフィアの二人だたのに。しかし、錬の語る甘い戯れ言が心に響いてくる。どれだけ、本当に泣かされたか。