紫色のクオリア

発売日 : 2009/07/10
うえお久光×綱島志朗のタッグで贈る少し不思議な日常系ストーリー!
自分以外の人間が“ロボット”に見えるという紫色の瞳を持った中学生・毬井ゆかり。 クラスでは天然系(?)少女としてマスコット的扱いを受けるゆかりだが、しかし彼女の周囲では、確かに奇妙な出来事が起こっている……ような?
 イラストは『JINKI』シリーズの綱島志朗が担当。「電撃文庫MAGAZINE増刊」で好評を博したコラボレーション小説が、書き下ろしを加え待望の文庫化! 巻末には描き下ろし四コマのほか、設定資料も収録!!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 1320円(本体1200円+税)
  • ISBN: 9784048679046

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みんなのレビュー

  • なめロイド
    2014/11/04
    新着で名前を見て久々に再読。この本を紹介しようとするとほぼ「いいから読め」で終わる気がします。あらすじ通りに進むのは本当に序盤だけで、中盤以降の怒涛の展開に一気に引き込まれました。タイムリープもので有名どころだとシュタゲやまどかがありますが、「真っ当に救われる」「救われる側が全てを救う」以外の、また違った美しい結末でした。イリヤもそうでしたが、読後に改めて見るとタイトルのつけ方が上手いんですよね。間違いなく同系統のSFの中で最高峰に位置する作品です。ラノベ読み始めた初期にこの作品に出合えたのは幸運でした。
  • K
    2025/08/20
    ネタバレあり
    『紫色のクオリア』は、記憶を失った主人公が自分の過去を探るミステリアスな物語で、とても引き込まれました。謎の少女「紫色のクオリア」との関係性が少しずつ深まる過程が繊細に描かれていて、単なる記憶探しにとどまらず、存在やアイデンティティについて考えさせられました。物語の哲学的なテーマと緻密な構成が合わさり、読み進めるほどに奥行きを感じられたのが印象的です。キャラクターの心情の変化も丁寧に描かれていて、最後まで飽きずに楽しめました。
  • 催涙雨
    2022/07/21
    この内容を一冊にまとめあげたことに好感がもてます。文章量が少ないためもう少し肉付けのほしい部分も少なくなく、やや駆け足に感じる面はありますが、物語を進めるうえで重要ではない部分が簡略化されている影響が一番大きいように思います。またその結果として作品のテンポが良くなり、結末のカタルシスまでに強いドライブ感を与えています。ループ、平行世界ものにつきまとう冗漫さもほとんどないので、かえって美点と言えるかもしれません。カジュアルな性質を損なうことなくSFの可能性がきちんと表現されているたいへん面白い作品でした。
  • 瀬谷
    すこし不思議な定番ネタのまとめ方が面白い。密度と疾走感、ガクちゃんの凄みが好み。漫画版も分かりやすくまとまっているので、もし友人に勧めるなら併せて紹介したい。
  • KEI
    2010/02/28
    購入。これは面白い。2009年下半期ラノベ杯(新規作品部門)得票数1位もこれなら頷ける。発行当初の自分に電話し、叱責してでも読ませてやりたいww 中篇2作目の「 1/1,000,000,000のキス」から、スピード感が半端ない。読者なんか無視してマナブが突っ走って行く様を、ただただ見守ることしか出来なかった。SFでありながら人としての在り方、人と人との在り方を問いかけられたような気がした。