閉鎖都市巴里 下

閉鎖都市巴里 下

発売日 : 2000/01/25
永遠の時の連環からパリは解放されるのか!?
時空の連環〈メタフィジコーズ〉により仏蘭西は同じ一年間を繰り返してきたが、ベレッタの介入でその歴史は徐々に狂い始めていた。
 独逸軍が予言にはない行動をとり、最強の騎体を作り上げるアティゾール計画の重要な手掛かりを入手。レジスタンスの蜂起に備え、巴里を完全に封鎖してしまったのだ。
 言詞爆弾が投下され、仏蘭西の時空が閉ざされる運命の日が近付く中、ベレッタとレジスタンスの勝利に向けての闘いが激化していく……。
 はたして、巴里の封鎖は解かれ、仏蘭西は永遠の時の連環から真に解放されるのか? 独逸軍とベレッタが探し求めていた最強の騎体を作るアティゾール計画とは一体何だったのか!?
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 847円(本体770円+税)
  • ISBN: 9784840213899

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みんなのレビュー

  • ドル箱
    2012/08/19
    再読。自動人形を人に変換してしまう物語だが、ここの定義はホライゾン・アリアダストと同じだが手法は違います。ん~このネタが境界線上の量子=ホライゾン・アリアダストと成ったのかな?とも見受けられる。しかし、三重世界理論が最期、破綻しているぞ。
  • シュエパイ
    2011/06/09
    守ってほしい、どうして傍にいてくれないのかと、不安に嘆くばかりであった彼女が(下巻をよみ終えた今、あえて彼女とサインしよう)、血に怯え拳銃に恐怖した彼女が。護るために、護るべきものをしったがゆえに、少しずつ手探りでも前へ前へ進んでいく、あの瞬間。あぁ、この気持ちをなんと例えよう、なんと讃えよう。勝てるかどうかではなく、「二度と誰も嘆かぬ」地平を求め、チカラをふるう、2人の希望の女神が生まれるまでの物語でした。
  • FFLJAPANter
    2021/02/10
     手記・日記・手紙から都市世界の「叛史」を描く試みはここに結実した。仏蘭西の解放までの道のりは極めてオーソドックスであるが、手記・日記手紙のギミックを上手く用い、力強く描いている。  過去回想ではなく、過去データからの展開という意味では、後続作品の一つである、終わりのクロニクルにギミックが継承されている。  川上作品の完全な初心者には流石にオススメしにくいが、一回川上作品の何かしらに触れていれば十分にオススメできる作品。
  • TEANの残骸
    2014/10/14
    実はDTやら伯林の1巻やらを巴里より先に読んでしまってたのよね。繰り返される世界の中。失敗すれば終わらないループへ。予言のままに解放すれば1人の存在が消える。あるいは別の道が――。人であるとは、“護る”とは、“意志”とは。心の無い機械が、意志のもとに力の進化を得て。心を持った人形は意志と共に人へと変わるか。 外がどうなったのかを考えると手放しでは喜べないのかもしれないが......まぁ、変革ではなく“やり直し”なのでどーにかなるでしょう
  • number1111
    2014/10/02
    購入して以来、未読のまま10年ほど寝かせていたものを今更ながら読了。川上稔作品の中でもかなり面白いものだと思う。さっさと読めばよかったと後悔。