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ファンタジア文庫の新刊
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空箱零士2019/02/124★★★☆ 白雲学園を覆う霧とその中から這い出る化物である《はぐれ》。生まれつき強大な力を持ち、怯えながら、失われた自らの記憶と出自と向き合う決意をした少年と、化物と戦う力は持たないながら、果てしなくそそり立つ崖の向こう側を見たいと凄絶な努力を前向きに積み重ねる少女。絶妙な程に等身大な規模感の世界観の中、自分と向き合い、探しださんとする少年の等身大な物語として、非常に好感が持てた一冊。そして、非能力者ながら、世界の向こう側がみたいという理由で常人の域を超えるクライム能力を得た雪姫のひたむきさが印象に残った。
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ねんこさん2015/10/202ストーリーにあまり関係ない脱線で無理矢理水増ししてページ数稼いでるのが丸見えで物語のテンションがダレ気味。睡眠導入本としてのみ有用。
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geranium2013/09/282電子書籍で読了。瀬尾つかささんの一人称の小説は珍しい。ただでさえ青臭い文体が、いかにもナイーブな少年の語り口と相まって、ちょっと読んでて恥ずかしくなるくらいの青臭さです。内容は、霧を武器にして『はぐれ』という敵と戦う学園異能バトルですが、その手の作品にありがちな読了後の爽快感は皆無。自分の過去がまったくわからない主人公のミステリアスさに、物語の主軸が置かれていると思いました。一人称視点ということもありますし、今のところは、読者に与えられた情報が少なすぎて何とも言えないです。
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東西2011/10/282異能で化物と戦うお話 前作同様、毎度ラストでひっぱりますねー
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指2009/07/152適度なテンプレの導入/神楽可愛い/キャラ配置や設定はこれまでの瀬尾つかさを思わせ、期待を促す/神楽可愛い/必要十分なキャラクタ描写配分は既に職人芸。完璧。/神楽の畳みかけるような罵倒ステキ/主人公とヒロインの対置と魅力的なメイドとメガネとハゲを配置したと思ったら最後にロリが全て持ってった神楽ちょう可愛い。
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