葉桜が来た夏 4 ノクタ-ン

発売日 : 2009/05/10
人間とアポストリ、二つの種族の未来の行方は!?
ラパーチェ事件での責を負い評議員候補の資格を剥奪された葉桜は、さらに高等法院による監察を受けることになる。 しかし、やってきた稻雀と名乗る軍務省の憲兵はゴシックロリータ風の出で立ちをした、どこかとぼけたアポストリだった。
 そんな折、東京で反アポストリ派議員が暗殺される。裏で【水車小屋】が暗躍し、アポストリに対する感情が悪化する中、恵吾や茉莉花の身にも危険が迫る。 情勢はきな臭さを増していき、学は覚悟と決断を迫られるが──。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 671円(本体610円+税)
  • ISBN: 9784048678162

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みんなのレビュー

  • (●▲●)とらうまん(*^◯^*)
    2013/09/27
    「いいだろう、上等だ。任されてやる。人でなしの息子として立派に世界を救ってやる」二つの種族、人間とアポストリの関係性をめぐる事態は、アポストリの駆逐を目論む<水車小屋>の暗躍により大きく動き出す。恵吾の意思を継ぎ、茉莉花を守り抜き、学と葉桜は敵の陰謀を止められるのか。次回、完結。
  • 不自他
    2017/05/01
    ネタバレあり
    事態が一気に深刻化する巻。葉桜に処罰が下されるのも束の間、東京での議員殺害事件により居留区外での反アポストリ感情が活発化。更には和平を担ってきた大使である父・恵吾が交通事故死。功労者・肉親なのだから、「命と引き換えに敵を押さえ込む」くらいの見せ場があっても良かったと思う。最大の味方・茉莉花も体調を崩し、学・葉桜が疑心暗鬼になる中、恵吾からのメッセージを発見し父親の意思を迷わず受け止めた学に成長を感じた。茉莉花の命は死守するも劣勢は変わらない状況で、数少ない味方・星祭と合流へ。彼らの結末はいかに?
  • 中性色
    2022/07/04
    河津桜。厳密には続いてると言えば続いてるけど、前巻まではあくまでも主人公周りで起こったことに対してだったのが、今回は周囲で起こってる出来事に突っ込んでいく感じ。それもあって、今まで割とスローペースだったのに一気に動き出した。ただ、水車小屋はもとより水無瀬自身がなぜその組織にいて、敵対する理由はなんなのかだけがまだ謎か
  • 凜音
    2023/08/06
    ネタバレあり
    読了 ラパーチェ事件の代償として評議員候補の資格を剥奪された葉桜。 更に高等法院からの監視としてゴスロリでミステリアスな憲兵:稲雀が学宅へと押しかける。 動き出す「水車小屋」と大きな陰謀。 学と葉桜、未だ学徒である2人が陰謀に挑む第4巻。 シリーズ最終巻まで秒読みという事で今巻はどんどん物語が加速。 重く厳しい状況は常に張りつめ緊張感で手汗が凄い… 稲雀が今巻とても良い仕事をしていましたね。 日本政府側もきな臭い状況へと陥り、更にはアポストリ側も誰を信用していいか分からない状況下。
  • サエズリ割津
    2016/11/06
    アポストリと人間の関係が混迷を極めるシリーズ第4巻。急展開で非常に面白かった。葉桜の監察官としてゴスロリの軍人稲雀が登場。稲雀の過去も中々にハードなもので、人間とアポストリの関係のままならなさみたいなものがよくわかるエピソードだった。葉桜と学のバディ関係もさらなる深まりを見せたし、次巻に向けて水車小屋という明確な敵組織の存在も明らかになり、盛り上がりを見せてきたので次巻が楽しみ。しかし水車小屋のボスは初登場時から怪しかったから、今更敵だといわれてもあまり驚かなかったな。