アカイロ/ロマンス 2 少女の恋、少女の病

発売日 : 2008/12/10
鮮血と恋慕が紡ぎ出す、赤色の幻想奇譚(ロマンス)──待望の第二幕。
霧沢景介が枯葉と出会ってから一週間。 [迷い家]へと招待された景介は、新たに一族の少女を紹介される。人間である景介に不信感を露にする幼い瞳──娘は自らを型羽と名乗った。 そして、次の日。型羽と打ち解けないままふたりで下った山道の先、待ち受けていたのは襲撃だった。繁栄派に属するふたりの少女は景介と型羽を殺そうとする。彼女たちの目的は、枯葉の持つ、鈴鹿の一族頭首たる証である宝刀[つうれん]と、本家の婿候補である景介の命。 枯葉が向けてくる思慕、吉乃が残した想い、姉の行方。それらは果たして、争いへ身を投じる理由に足るのか。迫る危険の中で、景介はその覚悟を問われる──。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 605円(本体550円+税)
  • ISBN: 9784048674249

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みんなのレビュー

  • まりも
    2015/08/13
    再読。藤原祐が送る一族の血に塗れた骨肉の争い劇第二弾。はぁ、この作品の世界観も魅力的ですが、それ以上に素晴らしいのは枯葉と景介二人の心の揺れようを丁寧に描いてるところなんですよね。あの心理描写があるからこそ、このダークで切ない世界観がより映える展開になっていると思います。メインヒロインの武器がまさかのチェーンソーというぶっ飛び具合もすごく好きw巻頭にある漫画もほんわか癒されて良いですね。次巻も読みます。
  • 碧海いお
    2023/04/24
    ネタバレあり
    枯葉から迷い家に招待をされた景介が新しい型羽なる少女を紹介をされる。一族の争いがメインの話なのだろうか? 着物なのに、チェンソーを振り回しているのがシュールすぎないか?伝奇なのに。 景介と枯葉が知り合って、一週間しか経過をしていていないのに、情報量が多すぎるのでは?と感じました。
  • (●▲●)とらうまん(*^◯^*)
    2013/07/23
    藤原祐×椋本夏夜のコンビ(9月に新作出るよ!)がおくる血塗れの幻想奇譚、第二幕です。景介の苦悩と試される覚悟、枯葉たちを取り巻く抗争にいよいよ引き返せないところまで関わってきた彼がどうなるのか・・・秋津の衝撃的なエピローグ含め、続きへの期待が高まります。 人間は弱いからこそ強く、“鈴鹿”は強いからこそ脆い。本作は、どんなに強い人ならざる者より、人間こそが最も残忍で醜悪であるってことが、作品を通じてのテーマの一つとなるのかな?
  • sibasiba
    2013/08/03
    衝撃的な登場シーン以外はイマイチ印象に残らないメインヒロインだった前巻だが、今巻でどあーずで歌い踊り家宝をあんなのにしたり魅力を増した。しかし序幕の4頁で灰原がどれだけ健気で可愛かったを教えられると主人公と同じように居なくなった後なのにドンドン灰原さんが永遠のヒロインに思えてくる。依紗子の不気味さも増して終幕のモノローグからして悪役として盛大に大活躍するんだろうな。クラスメイトの男二人は事件に巻き込まれないでいて欲しいな。
  • kiji
    2012/07/04
    「つうれん」がいいですね。この手の作品で久しぶりに意表をつかれました。絵的にも素晴らしくラノベの特性が生きていると思います。ところで一巻からうすうす感じていましたが、最後の秋津の正体で元ネタのマンガが分かったような…