イコノクラスト! episode 02 He acts heroism〈英雄〉(新装版)

発売日 : 2005/12/01
異世界に召喚され、巨大擬神機〈イコノクラスト〉で「代行者」を撃退した省吾は、救世主として人々からも崇められ…
突然異世界に召喚され、巨大擬神機〈イコノクラスト〉で「代行者」を撃退した省吾。彼は滅びつつあった世界の救世主として、姫巫女メリニはもちろん、名も知らぬ人々からも崇められ、感謝される。その様子を見た省吾は、良くも悪くも自分が英雄になったことを実感するのだった。省吾は広大な邸宅を与えられ、そこに花梨や姫巫女たちと住むことになる。姫巫女たちの意外な面に触れたり、誘惑に揺れ動いたりする省吾に、花梨は「姫巫女と通じるのは彼女たちの氏族の権力闘争に巻き込まれることだ」と冷静に釘を刺す。一方、〈レネゲイド〉のネロ・オトルチは、〈イコノクラスト〉と救世主・省吾の存在を、省吾が救った街ラヴィゾンで大々的にお披露目する計画を立てる。
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 638円(本体580円+税)
  • ISBN: 9784840114622

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みんなのレビュー

  • KUWAGATA
    2013/05/21
    ジャンルはまさに異世界ファンタジーものなのですが、そこに息づく人々のなんと生々しくも地に足がついていることか。設定が幻想的であっても、人間をしっかり描くことで、ここまで迫力のある描写となるのだなと、そこになりよりも感銘を受けました。主人公の心情はあまりに等身大。まるで自分がその場に立たされたかのような、身につまされた気分にさせられる。古い作品なので、表現等やや古めかしいが、この物語の場合、逆にそれが効いていると思う。
  • モブ2
    2022/01/11
    物凄く等身大だと思う。漫画やアニメでは英雄て華々しく書かれてあるけど、実際には他人のために滅私奉公する存在だしね。憧れと現実にはどうしても差異がある。辛いなぁ周りは殆ど敵だし。昨今の異世界転生ものと隔絶した内容だけど続きが楽しみ
  • 菊の御門
    2013/04/24
    おっさんの暗躍はいいからヒロインを出せよヒロインを!!という本音はさておき。人がゴミのように死んで省吾が早くも発狂するというなかなかダークな展開。省吾は英雄になるには豪胆さが足りない部分があると言ったらそれまでだけど普通の少年があんな目にあったら普通まともじゃいられないよね。破滅主義なカルト宗教も登場して勢力図が着々とややこしくなってる。そういえば省吾は修道士たちのこと知ってたっけ? 10巻のプロット作ってちゃんと10巻で終わらせてるの地味にすごい気がする
  • た〜
    2013/04/15
    異世界ものファンタジーにして巨大ロボット戦記物。かなり生々しいところもあるが、あんなものを敵に回して巨大ロボットで戦えばそうなるよな
  • akzw3
    2012/08/28
    500年前に神の怒りをかった人間が引き起こした災厄を受け入れることを信条とする宗教。災厄を何とかしようと水面下で動く秘密結社。英雄の理想と真実のギャップに困惑する主人公。神が残した呪いに苦しむ人々の動きが実にリアルな作品でした。