宿屋の看板娘、公爵令嬢と入れかわる
発売日 :
2024/11/25
宿屋の娘が入れかわってしまったのは、虐げられている公爵令嬢!?
宿屋の看板娘・マリアがチョコレートを食べて意識を失い、訪れた黄泉の川のほとり。途方に暮れるマリアだったが、そこにはもう一人、人生に絶望して死を望む美しい令嬢がいた。彼女を必死に引き留めるも、どういう訳か揉み合っている間に中身が入れかわって現世に戻ってしまい……。
そうして公爵令嬢・シャーロットとして目を覚ましたマリアだったが、どうやら家族や使用人たちから酷い扱いを受けているようで?
「――許せない!」
マリアの改革が、今始まる!
そうして公爵令嬢・シャーロットとして目を覚ましたマリアだったが、どうやら家族や使用人たちから酷い扱いを受けているようで?
「――許せない!」
マリアの改革が、今始まる!
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 792円(本体720円+税)
- ISBN: 9784049158342
メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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nono2025/10/2814ネタバレあり図書館本。初読み作家様。具合が悪くなり黄泉の川のほとりで出会った少女二人のお話は、不遇の公爵令嬢・シャーロットと宿屋の看板娘・マリアの入れ替わりもの。愛されないシャーロットの立場に反発し、現状を変えようと頑張るマリアの反骨精神を、マリアの代わりに愛される家族の存在に癒されるシャーロットの孤独、そして彼女達の決断を楽しむ。とは言え「なろう」発のお話らしくするする読めて、もう少し何かが欲しい所。さらりと読了。
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栗山いなり2024/12/1610宿屋の娘と公爵令嬢が入れ替わった事から始まるファンタジー小説。作中に滲み出るコミカルさとマリアの明るいキャラクター性が良い感じに相乗効果を生み出し、そこに様々なスパイスが加わった物語だったと思った。シリーズ化するんなら読んでみたい作品
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尚侍2024/12/028とっても面白かった。物語の筋としてはこれ以上ないほどの王道スタンダードといった雰囲気でしたが、そうした内容であるがゆえに他の作品との差別化が難しい中、本作は王道展開をきちんと描き出すことでシンプルに面白いと感じられる内容だったので、下手にに奇を衒わない分作者の力量が感じられるものでした。このレーベルであればラノベ好きな人だけでなく一般の読者にも届きやすいと思いますし、前作も読ませる内容だったので今後が楽しみな作者さんですね。次回作も期待して待ちたいと思います。
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にゃお2025/02/013ネタバレあり母の本棚から拝借。入れ替わりには何やら陰謀?みたいのがありそうだったけど、そっちはさらっと流してたな。入れ替わりものって周りの状況分からな過ぎて、困りまくるイメージだったけど、身体の記憶を探れるの良い設定だと思う。シャーロットもマリアも幸せになって欲しい!
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京2025/01/183ネタバレあり宿屋の看板娘・マリアがチョコレートを食べて意識を失い訪れた黄泉の川のほとり。そこには人生に絶望し死を望む美しい令嬢・シャーロットがいた。シャーロットを引き留めようと揉み合っているうちにマリアとシャーロットは中身が入れかわって現世に戻ってしまい…。王道で面白かった。マリアもシャーロットも今その瞬間を一生懸命頑張ってて読んでいて清々しかったです。頑張る女の子っていいよね。入れかわった先で努力してるところもよかったです。2人とも幸せになってもらいたい。序盤の入れかわったマリアが義母たちに反撃するところが好き。
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