聖獣王のマント

発売日 : 2024/10/25
少女は王となった。紅玉いづきが贈る、ドラマチックロマンファンタジー!!
どうして、わたしなんかを選んだの?

行き場もなく夜の街をさまよっていた家出少女チル。ある夜、路地裏に突如降ってきた黄金の髪を持つ美しい男。その口が発したのは――「うまれかわりを、のぞまれますか?」「我が王よ」
かくして、チルは異世界に取り込まれる。破れたマントを胸に抱えて迷い込んだのは、かつて豊かな織物の国と呼ばれた動乱の国リスターン。
一度はすべてを諦めた無力な少女は、荒廃した国を救い、王となり得るのか。少女文学の旗手が贈る、ドラマチックロマンファンタジー。
『ミミズクと夜の王』から17年。こんな紅玉いづきを、待っていた!!

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みんなのレビュー

  • ブルちゃん
    2025/06/04
    ネタバレあり
    浸りました。紅玉さん!いつもありがとうございます笑 紅玉さんのファンタジーでした🥹♥️恋は様々な境界を越え、聖獣と王も、代々きっと、恋と呼ぶべきか、それに限りなく似た力に導かれた物だと。わたしは思ったのです。そしてマニージェとビージャン、最高で最強の二人。かっこよすぎだろうがっ。。こういうの好きなんです!笑 出会えて満足。読んでよかった🥰続編強く希望だけど、ENDの文字か、、🥲
  • よっち
    2024/11/28
    行き場もなく夜の街をさまよっていた家出少女のチル。ある夜、路地裏に突如降ってきた黄金の髪を持つ美しい男と出会い、異世界に取り込まれるファンタジー。破れたマントを胸に抱えて迷い込んだ、かつて豊かな織物の国と呼ばれていた動乱の国リスターン。愛されたいと願い、一度は全てを諦めた無力なチルは、聖獣に選ばれて王となってもなぜ自分が選ばれたのかと疑問を抱えてしまう少女で、荒廃した国を救おうと悪戦苦闘しながらも、動乱に巻き込まれてゆく中で恐怖や葛藤に向き合い、最終的に自らの覚悟で選び取ったその結末が印象的な物語でした。
  • まそお
    2025/01/02
    よい旅をした。決して楽しいばかりの旅ではなかったけれど。思春期のこどもが自分の居場所を探す話と言ったら身も蓋もないけれど、かつて居場所を求めてここじゃないどこかをねがったことのある人にはきっと刺さる。少女の頃に読んだら号泣しただろうな~。まぁ今もちょっと泣いたんですけど!とはいえここじゃないどこかなどどこにもないと理解してからが人生は本番なんだよな!
  • イシカミハサミ
    2024/11/19
    紅玉いづき版“十二国記・陽子の物語” 剣と魔法の世界観にくらべて、 ストーリーはめでたしめでたしなファンタジーで、 著者が紅玉さんじゃなければあまり楽しめなかったかもしれない。 これまで重ねてきた筆がこの作品を読ませる。 おさげ髪にセーラー服という少女性が、 全てを護る鎧を纏う女騎士に出会う。
  • ひぬ
    2025/05/01
    ネタバレあり
    【電子】夜の街を彷徨う家出少女・チル。突如降ってきた謎の男によって異世界に取り込まれたチルは破れたマントを抱えて織物に魔術が宿る動乱の国・リスターンへと迷い込みますが…名前以外の記憶はなく、持つのは不思議な紋様のマントのみ。リスターンの「王」になる資格を持つチルが自分で考え、歩き出す展開が良かったです。チルを支えたマニージェはもちろん、彼女とは別の視点を持ちながら国を守ろうとするビージャンにも各々の魅力がありました。