MILGRAM 2 正当な善なる殺人
発売日 :
2023/07/24
きみの殺人を肯定する。圧倒的衝撃『ミルグラム』 小説シリーズ第2弾!!
これは監獄への宣戦布告。あなたの正義を試す物語。
かつて囚人だった氷森統知が、看守エスとして送りこまれたのは、一人の少女に支配された監獄ミルグラムだった。
五人のヒトゴロシたちが口々に発する、ある共通の思想「正当な善なる殺人」。
犯した罪の記憶を持ちながらも、それを頑なに肯定する囚人たちの有罪/無罪を裁定すべく、エスは「正義」とは何かを追い求めていくが……。
楽曲プロジェクト「ミルグラム」から生まれた物語が暴き出す監獄の恐るべき秘密。ラスト、すべてを知ったあなたはもう元には戻れない――。
かつて囚人だった氷森統知が、看守エスとして送りこまれたのは、一人の少女に支配された監獄ミルグラムだった。
五人のヒトゴロシたちが口々に発する、ある共通の思想「正当な善なる殺人」。
犯した罪の記憶を持ちながらも、それを頑なに肯定する囚人たちの有罪/無罪を裁定すべく、エスは「正義」とは何かを追い求めていくが……。
楽曲プロジェクト「ミルグラム」から生まれた物語が暴き出す監獄の恐るべき秘密。ラスト、すべてを知ったあなたはもう元には戻れない――。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 759円(本体690円+税)
- ISBN: 9784049149425
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みんなのレビュー
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りこ2023/11/1410今回は、前回と比べてより恐ろしくて、怖かった。―さようなら、私の大好きな人
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じーつー2023/08/2710なんと『MILGRAM』に続編が出ていたとは。 全く期待してなかったけど見かけたらつい手を伸ばしてしまう。 そんな程度だったけど前作より面白かった。 まずタイトルが『2』なだけあって、前作前提の話になっていることに注意。 読んでなかったら設定に着いていけない。 おおよそのシステムは前作と同じようで、語られる罪は何とも切ないものが多かった。 これが正当な善なる殺人たる所以か。 シリーズものでは毎回言ってるけど前作おさらいしておけばよかった。 そして続きが出るのであれば追っていきたくなった。
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栗山いなり2023/08/067かつてミルグラムの囚人だった氷森統知が看守エスとして五人の殺人者の罪に向き合っていく物語。確かにこれはミルグラムというある意味ふざけたシステムを持つ監獄に対しての反逆の物語だったな。しかしああいう終わり方したけどこれで完結?それとも続くのか?
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アオイ2024/08/306ミルグラムは前作から引き続き罪とはなにか、善悪の定義とは、といった命題について考えさせられる物語だった。ある程度は個々の価値観に委ねられるものだと思うが、一時の感情に流され短絡的な判断をしないように努めたいと思わされた。 現実で「正当な善なる殺人」という価値観が広まったとしたら、流される人が多そうかつあり得ない話ではないと感じてゾクッとするものがあった。
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みどり2024/02/045ネタバレあり実は1冊目の内容をさっぱり覚えていなかった。が、読んでいるうちに「なるほどな」と思う部分があって、ちょっとだけ「そうだった」となった。新たな試みとしての、元囚人だった主人公が看守になるということで、「罪と罰」というものを考えることになるところがメインテーマ?でも、この「正当なる善意の殺人」というのは要は復讐でしょ?とばっさりと思ってしまった。刑法がどうあれ、復讐ってあまり意味は無いような気がするのは私だけなんだろうか。なんて思っていたら思わぬラスト。次はいつ出る?
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