問一、永遠の愛を証明せよ。 ヒロイン補正はないものとする。

発売日 : 2021/11/25
恋心を人質にとられた、手に汗握る頭脳ゲームラブコメ!
その日、僕は告白するつもりだった。何度も僕に告白してくれた両片想いの後輩・朱鷺羽凪沙に。
屋上で二人きり、想いを告げてついに恋人同士になる――はずが、僕らは恋と愛を巡るゲーム「コクハクカルテット」に巻き込まれてしまう。
ゲーム中に恋愛が成就すれば「永遠の愛」が魔法の力で約束されるが、成就しない恋は「はじめから」なかったことに。つまり、恋をする前の関係に戻ってしまうのだ。
「僕は永遠なんて保証抜きに、好きな人と愛し合う過程を大事にしたい」
「永遠の愛が手に入らないなら、この気持ちを綺麗さっぱり忘れたいです」
そんな究極の選択を前に、僕はこのゲームを否定するために動き始める――。
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 726円(本体660円+税)
  • ISBN: 9784046810038

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みんなのレビュー

  • よっち
    2021/11/25
    何度も告白してくれた両片想いの後輩・朱鷺羽凪沙に告白するつもりだった白瀬傑。しかし二人は恋と愛を巡るゲーム「コクハクカルテット」に巻き込まれてしまう青春頭脳ゲームラブコメ。恋愛成就すれば「永遠の愛」が魔法の力で約束されるが、成就しない恋はリセットされるルールでゲームに参加した傑、凪沙、悠乃、愛華。傑が過程にこだわるあまり面倒なことに巻き込まれた感もありましたけど、異能や切り札も絡めながら、なかなか思うようにいかない緊迫感のある駆け引きは面白くて、ゲームを通して育まれる絆とその結末はなかなか良かったですね。
  • アウル
    2021/12/01
    ネタバレあり
    その日、何度も主人公に告白してくれてた両片想いの後輩・凪沙に告白するつもりだった。が、恋と愛を巡るゲーム「コクハクカルテット」に巻き込まれてしまう。ゲーム中に恋愛が成就すれば永遠の愛が約束され、成就しなければ無かった事になるという、とんでもないゲームだった。そんなゲームを否定するため主人公は動き始めるのだが...な話。なかなかに面白かったんだけれども個人的には主人公があんまり好きになれんかったな。なんやかんやとキレイに収まったかと思ったけど2巻も出るんかいな。確かに中途半端に謎が残ってるかそらそうよね
  • まっさん
    2022/11/13
    ネタバレあり
    ★★★☆ これはなかなか好みが別れる作品でしたね。面白いかそうでないかでいったら間違いなく面白かったです。ただ、主人公の性格・言動とやや複雑な登場人物の相関図が良くも悪くも味を出しているなと思いました。 物語は永遠に至るまでの過程を大事にする少年・傑が、片想いされ続けている少女・凪沙の想いに応えようとした際に摩訶不思議な恋愛ゲームに巻き込まれる所から始まるお話。参加者は4名、それぞれが燻る想いを胸に抱き、勝者は想い人との永遠の愛を保障され、敗者はその恋心を消滅させられるというものでした。各登場人物には→
  • 佳祐@隣の天使様(原作勢)
    2022/04/03
    読了
  • ひぬ
    2022/03/04
    互いに思い合っているのに、あと一歩というところで恋愛ゲーム「コクハクカルテット」に巻き込まれてしまう主人公・傑とどうしても傑の心を手に入れたいため、ゲームに参加した想い人・凪沙。主要人物全員ある程度面倒くさいとは感じてしまいましたが、面白かったです。魔法の力によって「永遠の愛」で拘束されるか、もしくはその恋の記憶はなかった事にされるか。究極の二択での最後の決断は良いところに落とし込めていたと思いました。結末は少しビターではありましたが、未来に希望が持てる爽やかな締めでした。どうやって続けるのかな。