宮廷医の娘 4

発売日 : 2021/10/22
黒衣まとう凄腕の闇医者×見習い宮廷医。凸凹師弟の中華医療譚、第四幕!
凄腕の闇医者・白蓮の弟子兼見習い宮廷医として修業する香蘭に、試練の季節がやってくる。医道科挙――医者になるための最難関の国家試験。四度目の挑戦だ。
白蓮の指導のもと猛勉強に励むなか、試験対策に必要な一冊の写本をめぐって、香蘭は奇妙な仲間と出会う。
材木問屋の箱入り末娘董白、抜群の医学知識を持ちながら落ち続ける張万世。同じ目標を持つ二人と助け合い絆を育みながら迎えた医道科挙本番。香蘭は思いもしなかった事件に巻き込まれることに――。

「FLOS COMIC」で大反響連載中のコミカライズも必見! 重版続々、ますます大注目の中華医療譚、第4巻。

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

メディアワークス文庫の新刊

  • 犬を拾った、はずだった。2 わけありな二人の新婚事情
    犬を拾った、はずだった。2 わけありな二人の新婚事情
    犬に見えるのは私だけ? 新感覚溺愛ロマンス×ファンタジー、二人の“その後”を描いた第2巻!
    縞白 (著者)
    発売日: 2025/11/25
    メディアワークス文庫
    試し読みする
  • 囮姫の契約婚 影斬り少尉と視る目の令嬢
    囮姫の契約婚 影斬り少尉と視る目の令嬢
    大切なのは囮として?それとも……契約婚から始まるシンデレラ浪漫!
    絵鳩 みのり (著者)
    発売日: 2025/11/25
    メディアワークス文庫
    試し読みする
  • 境界のメロディ ドラマCD付き特装版 2(特装版)
    境界のメロディ ドラマCD付き特装版 2(特装版)
    かにたま×サムライアーがロンドンで大暴れ!? 夢のコラボドラマを収録!
    宮田俊哉 (著)
    発売日: 2025/11/25
    メディアワークス文庫
  • 境界のメロディ 2
    境界のメロディ 2
    ロンドンで運命の出逢い――。 4人の化学反応が、世界を動かす。
    宮田 俊哉 (著者)
    発売日: 2025/11/25
    メディアワークス文庫
    試し読みする
  • 公爵家の長女でした 2
    公爵家の長女でした 2
    家出した先で出会ったのは正体を隠す皇太子で――シンデレラロマンス第2巻
    鈴音 さや (著者)
    発売日: 2025/11/25
    メディアワークス文庫
    試し読みする

みんなのレビュー

  • はつばあば
    2024/08/02
    香蘭さん、4回目の医道科挙試験を受け満点を取りながら体力不足とは!。女性の採用が少ないのもそれだけ医者は体力を必要とされるんでしょうかね。人たらしと言われながらも、それとっても大事なことかと。と言いながら初めての友人が出来た事、友人とたらされた人とは友人と言えないのでしょうか?。白蓮と香蘭の師弟愛?もめてるようでお互いが信頼しあっているのがいいです。竹馬の友ともいうべき霍星雲と岳飛の友情も巧く書かれているかと。香蘭と董白も、白蓮と東宮や、霍星雲と岳飛のような友情をこの先持てるでしょうか
  • よっしー
    2023/05/16
    今回は試験の話が中心でした。どこの世界でも試験となると受かる為の不正であったり、追い込まれてノイローゼになったりするのですね。何がなんでも受かりたい気持ちは理解出来る反面、実力が伴わないのに合格した医者に診て貰いたいかと言われたらお断りなので、白蓮の言うことはもっともだなと思いました。にしても、香蘭の試験合格の道のりはまだまだ険しそうですね。知識はあっても体力が持たないとは…恐ろしい試験です。白蓮の日本での生活もちらほら出てくるのが面白いですね。
  • Kana
    2025/06/01
    ネタバレあり
    大好きなシリーズ4作目。香蘭の4度目の医道科挙。今回は医道科挙対策用の本を巡って、医道科挙を受ける2人と出会い、一緒に勉強する。科挙の試験では香蘭はいい感じだったのに。でも、香蘭に初めて友達ができたことは良かったのかも。
  • どんぐり@京都の何処かで
    2023/02/04
    科挙試験編と、足の引っ張り合いの宮廷政治に巻き込まれた武将を救うお話。少しストーリーに変化があり、香蘭に友人が出来たのが何よりだ。圧倒的な努力と知能有する香蘭の科挙合格への最大の問題が体力であったとは。今後董白との絡みが増えれば良いなと思う。ただ作品として、もっと奥行きは欲しいところ。
  • ひぬ
    2021/11/11
    ネタバレあり
    試練の季節が訪れるシリーズ第4巻。医者になるための最難関試験・医道科挙の四度目の挑戦に臨む香蘭。見習い医としても働きながら、試験対策に必要とされる本をめぐって、彼女は個性的な受験仲間と出会います。医道科挙自体は紆余曲折の末、残念な結果となってしまいましたが、一矢報えたので良かったです。そしてまた宮廷政治のいざこざに巻き込まれてしまう香蘭と白蓮。色々と歯痒い展開でした。もちろん肝臓の移植はご都合主義な展開ではありましたが、その後、全てが思い通りにいかないのもこの作品の良い点だと思います。