今日は心のおそうじ日和 2 心を見せない小説家と自分がわからない私

発売日 : 2021/02/25
読むと前を向く元気が湧いてくる。自分がもっと好きになる魔法の家事の物語
大作家の住み込み家政婦となった私。それは思いもしない安らかな日々を与えてくれた。けれどその生活は突然終わりを告げる。若い女性が弟子入り志願してきたのだ。
彼女はたちまち先生の心を掴んでしまう。居場所を失ったかのように感じる私には、見合い話が持ち込まれ……。
すれ違う想い。誰にとって何が幸せか。こんがらがる、それぞれの想いの結末は?
心が淀んだときは家事をしよう──それは自分を変える魔法の時間。なにげない毎日が奇跡になる物語、再び。

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みんなのレビュー

  • シナモン
    2021/03/10
    山丘家に現れた結菜さんにペースを乱される涼子さん同様、私も終始心を掻き乱される読書時間となりました。なんという図々しさ。それでも自分の立場を振り返ってみたり、掃除で気を紛らわす涼子さんは偉いなぁ。私だったら爆発しちゃいそう。香乃の部屋を片付ける山丘先生。思い出しちゃうと思い出せるは違う。あふれるほどの思い出とともに前へ進んでいくのだろう。結菜にもこんな風に思える時がくるといいな。そして美空の成長も嬉しかった。「家事は心を整える」新たな気持ちで私もがんばろう。次巻も楽しみにしてます。
  • mariya926
    2022/03/26
    大人の恋ですね~。それにしても鈍過ぎというか、蓋をしすぎですね。それがこの本の醍醐味かも知れませんが。この巻で終わり?かと思っていたのでラストがどうなるかハラハラ見守っていましたが、おあずけですね。美空は大人び過ぎてちょっと心配。先生がいなければ甘えられない気がします。ちなみに教師の態度によっては転校もありだと思います。普通は授業参観の後は人目が気になると思いますが··。お見合いも先生がいなければ最高の人ですね。いい人過ぎて本性が見えませんが。早く続きが読みたいです。
  • 相田うえお
    2021/03/03
    ★★★★★21021【今日は心のおそうじ日和2 心を見せない小説家と自分がわからない私 (成田 名璃子さん)】(メインタイトルも長いげどサブタイトル長ぁ〜!)まさが第2弾が出るどは思っでもいませんでしだので、成田さんファンどしではほんど嬉しいごどです。「ナァァァァン」(鳴ぎ声ね。) コヨーテどいう名の黒猫ぢゃんも可愛らしぐで猫好ぎには堪りません。今回は、新たな女性が先生の家にやってきだが〜っでいうのをメインにしでお見合い,学校問題ど、やきもきしぢゃう話で気が気ではありませんでしだ。ざわつく〜でも面白がっだ
  • おしゃべりメガネ
    2023/04/07
    前作を読んでから、3年のブランクを経ての続編。発売的には実際に間は1年で、ストーリー的にも1年後の話。前作で最初はギクシャク気味だった登場人物のバランスも今回は続編だけに最初っから、安定しております。'心を見せない小説家'の「先生」は前作とはうって変わってレベルで人間味にあふれています。主人公の家政婦「涼子」の娘「美空」もかなりしっかり者で、なんとなく肝心の「涼子」がちょっと浮いてしまってなくもないかなと。穏やかかつのんびりと暮らしていた矢先に突如訪れた謎の人物に事態は思わぬ方向に。この先はどうなるかな。
  • ゴンゾウ@新潮部
    2021/11/19
    ネタバレあり
    漸く3人の平穏な日々を迎えたはずが小説家志望の結菜が押しかけてくる。日に日に先生との距離を詰めて行く結菜に気が気ではない涼子。家政婦としての立場を越えて先生を思う涼子。この先ふたりは結ばれるのだろうか。