星の降る家のローレン 僕を見つける旅にでる

発売日 : 2020/07/18
『ちょっと今から仕事やめてくる』の著者が挑んだ新境地、待望の文庫化!
母に捨てられた少年・宏助は、謎多き中年画家・ローレンを慕っていた。しかしある日、ローレンは姿を消し、生死不明となってしまう。
年月が過ぎ、大学生になった宏助のもとに突然、ローレンから「自分の絵を売ってほしい」と手紙が届く。
なんとか個展を開催する宏助だったが、「ローレンは人殺しだ」という噂を聞き、個展の客・雪子と一緒に真相を探り始めるのだった――。
過去と現在がつながったとき、ローレンの絵の中に見つけた悲しい真実とは――!?

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

メディアワークス文庫の新刊

  • 犬を拾った、はずだった。2 わけありな二人の新婚事情
    犬を拾った、はずだった。2 わけありな二人の新婚事情
    犬に見えるのは私だけ? 新感覚溺愛ロマンス×ファンタジー、二人の“その後”を描いた第2巻!
    縞白 (著者)
    発売日: 2025/11/25
    メディアワークス文庫
    試し読みする
  • 囮姫の契約婚 影斬り少尉と視る目の令嬢
    囮姫の契約婚 影斬り少尉と視る目の令嬢
    大切なのは囮として?それとも……契約婚から始まるシンデレラ浪漫!
    絵鳩 みのり (著者)
    発売日: 2025/11/25
    メディアワークス文庫
    試し読みする
  • 境界のメロディ ドラマCD付き特装版 2(特装版)
    境界のメロディ ドラマCD付き特装版 2(特装版)
    かにたま×サムライアーがロンドンで大暴れ!? 夢のコラボドラマを収録!
    宮田俊哉 (著)
    発売日: 2025/11/25
    メディアワークス文庫
  • 境界のメロディ 2
    境界のメロディ 2
    ロンドンで運命の出逢い――。 4人の化学反応が、世界を動かす。
    宮田 俊哉 (著者)
    発売日: 2025/11/25
    メディアワークス文庫
    試し読みする
  • 公爵家の長女でした 2
    公爵家の長女でした 2
    家出した先で出会ったのは正体を隠す皇太子で――シンデレラロマンス第2巻
    鈴音 さや (著者)
    発売日: 2025/11/25
    メディアワークス文庫
    試し読みする

みんなのレビュー

  • 相田うえお
    2020/09/02
    ★★★★★20095【星の降る家のローレン 僕を見つける旅にでる (北川 恵海さん)】連番章の間に主要人物章を挟みながら話が進む構成なんですが、タイトルでもあるローレンの章(最終章のひとつ手前)から最終章でとうとう心がやられてしまいました。いい話でした。あらすじは他におまかせするとして、本作品、ローレンと呼ばれる絵描きと主人公宏介の絆、宏介を養子にした両親の暖かさ、杏奈と雪子の友人関係の深さ、そのどれもが素晴らしい描き方なんです。さらに大阪弁が雰囲気盛り上げてます。ほんと、北川さん作品って好感持てる〜!
  • ブルちゃん
    2020/07/28
    あまり得意ではない展開と、そこで押してくる感じ。ただわかってても泣いてしまうんだけど。 それより杏奈と雪子が素敵。学生時代、あの子と絶対友達になりたい‼ってなぜか惹かれる子いたよなあ。で実際凄く気が合うという✨二人の友情が可愛くて優しかった✨
  • たるき( ´ ▽ ` )ノ
    2025/10/10
    ネタバレあり
    Kindle Unlimitedにて。もっとライトなファンタジーなのかと思って読んだら、深い感動が待っていた。怪しげな印象だったけど、多くの子どものヒーローだったローレン。孤独な最期じゃなくて本当に良かった。
  • よっち
    2020/08/25
    ある日姿を消し、生死不明となっていた少年時代の宏助の恩人で謎多き中年画家・ローレン。年月が過ぎて大学生になっていた宏助のもとに、突然ローレンから「自分の絵を売ってほしい」と手紙が届く物語。何とか個展を開催した宏助が、絵に描かれた友人を探す個展の客・雪子と一緒にローレンの行方を追う展開で、雪子と行方知れずになった親友・杏子のエピソード、そしてローレンの過去に迫ってゆく中で明らかになってゆく過去の真相は切なくて、けれどそれぞれがしっかりと向き合って新たな関係を見出してゆく結末にはぐっと来るものがありましたね。
  • Junichi Yamaguchi
    2020/08/24
    『手えいうんわな、届く範囲におらな掴まれへんもんちゃうで』… いやぁ、泣ける。 この優しい物語は、泣かすのが上手い。 魔法使いが使った魔法は、皆に途中の一歩を踏ませる。 良い子、良い子のご両親、親友同士の女性たち。 思い出したら、また泣けてきた。。