フェイスゼロ とある殺人の行動心理記録
発売日 :
2019/12/25
警視正銃殺から始まる連続殺人――『顔の無い』心理学者の復讐が始まる。
「共犯者にならないか」
警視正銃殺事件の証拠ねつ造の疑いをかけられた検事・諭吉の前に現れた、正体不明の男・山田誉。心理学者と嘯く彼は、事件の鍵となる重要な証拠を握っていた。
事件の真相に気づいた部下が殺され復讐を誓う諭吉は、訝しみながらも誉と協力関係を結ぶ。しかし事件は次々と犠牲者を増やしていき――。そして、『顔の無い男』誉の隠された真意と衝撃の真実に、戦慄するラストを迎える。
手に汗握る緊迫の犯罪心理サスペンス!
警視正銃殺事件の証拠ねつ造の疑いをかけられた検事・諭吉の前に現れた、正体不明の男・山田誉。心理学者と嘯く彼は、事件の鍵となる重要な証拠を握っていた。
事件の真相に気づいた部下が殺され復讐を誓う諭吉は、訝しみながらも誉と協力関係を結ぶ。しかし事件は次々と犠牲者を増やしていき――。そして、『顔の無い男』誉の隠された真意と衝撃の真実に、戦慄するラストを迎える。
手に汗握る緊迫の犯罪心理サスペンス!
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 671円(本体610円+税)
- ISBN: 9784049129663
メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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momi2020/03/2431ヘルハウンドシリーズのスピンオフ作品!昭和が舞台になっているということで主役は龍一郎のお父さんとヘルハウンドにも登場する犬飼の師匠「山田誉」です!心理学者「山田誉」って若い頃は正体不明で不気味さを漂わす…こんなにも謎の男だったのですね!龍一郎のお父さんですが…私の思い描いていた感じとはまったく別人で…なかなか人間臭くていい人でした!今回は山田誉の隠された過去が明らかにされ…いつもながらこのシリーズには驚かされます!!登場人物それぞれが暗い過去をもっていた…ということでいろいろと面白くなってきました。
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綾@新潮部2024/01/2025ネタバレありヘルハウンド1→フェイスゼロ→ヘルハウンド2で絶望パターンを味わえるということで、この順番で読むことにした。フェイスゼロは親世代の物語。あー、ネタバレ機能押しててもネタバレになってしまう。昭和54年が舞台なので自分の知っている懐かしいワードも出てくる。ヘルハウンドに登場する心理学者・山田誉の謎が更に謎になってしまった。謎すぎる~。諭吉のルーツもいろいろとわかりつつ、ヘルハウンド以前の諭吉藤吉郎の恋愛要素がキュン♪ あのー、諭吉パパが怖すぎるんですが、もしかしてこれはヘルハウンド2に繋がるとか?今すぐ読む!
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アウル2019/12/3017ネタバレあり警視正銃殺事件の証拠を捏造したと疑いをかけられた主人公・諭吉の前に正体不明の男・誉が現れ事件の鍵を握る証拠を渡される。二人は協力関係を結ぶも事件はどんどんと犠牲者を増やしていく事態に。バディとしてええ感じになっていくかに思った矢先、誉の隠されたモノが明らかになりまた舞台は急変していく。展開が二転三転としなかなかに面白かったし最後の2人のやり取りはええバディやなと思った。真に怖いのは諭吉の親父である事は間違いない真実だろう。
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鶯@芒羊會2020/01/1512「ヘルハウンド」の青木杏樹先生の新作と聞いて。犬飼先生の師匠・山田誉と諭吉龍一郎の父・藤吉郎の過去が描かれる。山田誉と諭吉藤吉郎、2人の視点から物語はひとつへ集約される。面白かったー!!諭吉藤吉郎のまっしろで頑なな感じ、最初は流石親子だなあと思ったけどむしろ息子の方が吹っ切れたら色々やらかしかねない感じな気もする。それは母親譲り?マリアさんや天童寺などおおっとなるキャラクターの登場も嬉しい。このシリーズももっと見たい!
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きたさん2020/01/1212なんだか読みにくかったなぁ、という印象。昭和50年代という時代もあって、別にこのレーベルで出す意義が理解できなかった、ということに引っかかっていたせいだと思っていたのだけれど、それ以上に会話文が改行なしに続くことが時々あるのが結構なストレスだったらしい。やりたいことはわかるのだけれど。
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